置換機能で「1字下げ」と「記号後の空白」を補完してみよう

コピーして貼り付け投稿したときに【1字下げの全角スペース(以降〝空白〟)が消えていた】なんて経験ありませんか?


それは、入力した1字下げの空白を、勝手にインデント(文字として扱われないスペース)に変換した挙句、「以降も同じインデント入れときますねー♪」と余計なお世話を使用エディター(Wordなど)が焼いてくれてるからです。


手打ちで1字下げしていくのは大変手間なので、【「置換」でラクラク補完】しちゃいましょう。




「文字検索」機能の付いたエディターであれば、「置換」機能もセットで付いていると思います。


検索・文字列の指定欄に「改行」を、そのまま入力なり正規表現コード(¥n)なりアプリ固有の指定コードなりで入力さえできれば、この置換レシピが使えます。


置換には、

【(現在の検索HIT部分を)置換】

【(現在の検索HIT部分)以降を(全て)置換】

【(最初から)全て置換】

の3つがあるので覚えておいてくださいね。


ではでは、「1字下げの補完」を置換でしてみましょう。

空白は □ で可視化しておきます。



======

1) 改行 → 改行□

2) 改行□□ → 改行□

3) □「 → 「

  ※文中で使う他の入りカッコの分だけ繰り返す。

4) □改行 → 改行

======



これで1字下げの補完ができます。

ザックリ解説すると、①で空白を足して、②〜④で不要な空白を消しています。


記号等(!?☆♪)のあとに空白を入れていない場合の補完も、次のとおり同様に出来ます。



======

1) ! → !□

2) !□□ → □

 ※ ?の他、使用記号の分だけ1~2を繰り返す。

3) □! → !

 ※ ?の他、使用記号の分だけ繰り返す。

4) □」 → 」

 ※ 文中で使う他の閉じカッコの分だけ繰り返す。

5) □改行 → 改行

======



これより手順を簡略化するのは難しいので、根気強く、根気強く…。


ちなみに。

小説家になろう をご利用の場合は、そちらに補完機能が付いているのでそれを活用したほうが明らかに早いです。なにしろボタンぽん。


ご要望があるようなら、手前味噌の創作支援ツール『ルビに泣かされない変換器』のサブ機能としてでも盛り込もうかなと思うので、応援コメントなどでお知らせくださーい。



〔2017.11.19 作/2024.07.05 再公開〕


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〔創作雑記〕あずまの頭んなか あずま八重 @toumori80

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