第4話
常々思うことがある。
小説で異世界に転生、もしくは転移した人はだいたい自分のことを普通の一般人だ。と言う癖に、必ずと言っていいほど、何かしらの力を持っている。
腕力然り、魔力然り、技術力然り、コミュ力然り。
そして、何かしらの重い過去があり、大抵は運に恵まれている。
物語を進行させるためとはいえ、運良く街が会ったり、出会った魔物から偶然護ってもらったり。
カジノとかすればひと財産当てられるのでは?とついつい思ってしまう。
まぁ、要するにだ。
転移、もしくは転生した奴は大体チートってこと。
そして、もうひとつ。
「、、ここ、、、どこ?」
僕は、見渡す限りの草原の中、そう、呟いた。
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