お題"盾・ハンマー・格闘"

妖狐:半人半妖、狐の少女。

戦闘スタイルは剣術が主だが、格闘術やスナイパーの腕もある。


密狸:妖狐に教えを乞う、妖怪狸の血を引く少女。

戦闘スタイルは数字を操る。


静:HENTAI JK。

戦闘スタイルは我流の格闘術。


––––––––––––––––––––––––––––––


密「妖狐さん! 私に格闘術を教えて貰えませんかッ!」


妖「えっ? みっちゃんが"格闘術"を?

うーん……。あなたはどっちかと言うと、

"S.A:strange.act"(能力)を使って成立する

タイプの戦闘スタイルだと思うけど?」


密「でも、このままだと……、」


妖「気持ちは分かるけど……。あっ、

しーちゃん、あの子なら"格闘術"私より詳しいから、見つけたら聞いて見たら?」


─放課後─


密「静さん! あの……、」


静「どうしたの、みっちゃん?

あ、もしかして私と(自主規制)しに、」


密「違います!(キッパリ)」


静「冗談だよ、話は妖狐ちゃんから聞いているからね。

私ね、昔……、保育園までだけどアメリカに住んでいたのよね。

そこでたまたま、見たんだよね"復讐者"の名を冠する者たち、"アベンジャーズ"の漫画をね。

私の能力は分かっての通り、"不理解能力アンノウン・アクター"

で内容は"観察者シーカー"系の能力。

私はその眼で見てきたモノを映して自分なりにやっているの、私にはハンマーも無ければ、

盾も無い。

でも、みっちゃん?

あなたには、その頭脳戦術自体が武器なの。

だから、無理に合わせないで、自分の能力を

伸ばしてね☆」


密「静さん……。分かりました!」



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る