題 しっぽ オレンジ まくら



妖狐:半人半妖の少女、狐っ娘である。

もふもふな耳と尻尾はある意味弱点。


龍成:妖狐の幼馴染、龍の力を持つ少年。

唯一の龍のポイントは皮膚の一部が鱗状になる。


操:2人の同級生、吸血鬼を先祖に持つ。

眼帯しているのには秘密が……。


静:H☆E☆N☆T☆A☆I JK。


─────────────

ここは、"喫茶アメイズ"

妖狐達4人は、一服している。


操「アリス、そう言えばだけど。

戦闘時以外に狐の耳としっぽは出さないの?」


妖狐「あー……、それは。」


龍成「操と静は妖狐が"狐"関係のact(能力)は分かるよな。」


操・静『うん。』


龍成「で、妖狐がいつも引っ込めているかと言うとだな……。」


妖狐「た〜つ〜な〜り〜?」


龍成「す、すまん妖狐。

詳しくは本人に聞けばいい。」


静「ねぇ、妖狐ちゃん。

狐のところ出して。」


妖狐「……、いいけど何する、ヒャッ!」


静「やっぱり、この触り心地!

よく手入れしているのが分かる!

そして、この柔らかさ!

まくら以上に柔らかいしっぽ!

そして、む……、」


妖狐「しーちゃん?」


静「妖狐ちゃん、あなたが"無理"と言っても私の"道理"がそれをこじ開け……、

リャァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」


龍成「おい、妖狐……。」


妖狐「しーちゃんが悪い!

また、同じ様なことしたら、ね?」


静「ずびばぜんでじだ……。」


妖狐「あ、導狐さーん!

オレンジフロート追加で!」


─[完]─

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