15話 【現世】麦の炊き方

あの日から私は米を食べなくなりました。

それまではどんぶりいっぱいのご飯を食べていましたよ

米もパンも大好きでしたので。


そこで、かわりに登場したのが『麦』です。


カロリーこそ米とかわらないけれども、GI値が低い。そう、血糖値が上がりにくいんです。

おまけに、消化に時間がかかり、腹持ちがいい。

よくかむから、白米より少量でも食べた気になります。


麦の炊き方


吸水30分程度


100%麦のみでたくときは

大麦と大麦の重さの2倍の水を入れます。

麦150g なら水300ml


最近は小分け袋詰めにされているものがおおいので、わかりやすいかと思います。

そのままお米と一緒に吸水時間なしでもいけますしね。


私はいつも

押し麦2、もち麦、バーリーマックス、十五穀米、もちあわをまぜて炊いておきます。


押し麦2、もち麦はそれぞれ小分けになっているので


押し麦45g×2=90g、もち麦45g、十五穀米30g 計165g

必要な水の量は165g×2=325ml

バーリーマックス、もちあわは目分量です。すみません。

なので、325+αとして、350mlの水で炊いています。


ここで注意なのが、つけておいた水で炊くこと。

栄養がとけだしてますからね!

炊飯器にいれると、水少ないんじゃない?と思うくらいです。

早炊でもいけます。


炊けたら6当分にラップに分け、冷凍。だいたい小さいおにぎりくらいになります。

このために100均で軽量カップ買いましたよ。200はかれる小さいやつ。

かたさは好みがあるので、固すぎたと思ったら、水をたしてください。私、かためが好きですので……


鍋でゆでるのはもっと簡単です。

茹でて、好みの固さになったらザルにあげるだけ。

吸水もいりません。

私はザルを洗いたくないので炊飯器です。


更に簡単なのは、そのまま調理すること。

スープに入れて一緒に煮たり、リゾットの米がわりにつかったり


そして 麦を朝か昼にたべたほうがいい理由として、セカンドミール効果というのがあります。

糖質の吸収を抑える、大麦のβ-グルカンは、水溶性食物繊維が多くて、最初に食べた食事(ファーストミール)だけでなく、次に食べる食事(セカンドミール)の血糖値まで影響をおよぼすのです!

つまり、朝食に大麦を食べると、朝食後、昼食後の血糖値の上昇を抑えるだけじゃなく、1日の糖質をコントロールすることができる頼もしい味方なんです!

セカンドミール、豆類もそうですね。


因みに白米と一緒に麦を炊く時は

白米はいつも通りの分量+麦と麦の倍の分量の水

です。


穀物の世界が広がりました!みなさんも自分好みの配合をためしてみてください!







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