このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(211文字)
実際には、ここまで極端に陰湿な人間には、会ったことがないので、わからないけれど、運よく高嶺の花の女子と付き合えた、人に言われると、情けなく言い訳をして、逃げ出すような男子を見て、嫉妬深く陰湿に攻撃する周りの人間に同調し、ネチネチと攻撃し、別れさせたいといった、願望を持った人が読めば、とても楽しめると思います。
とても面白いです! やはり生きていく中で、劣等感だとか嫌悪感だとかそういう気持ちは誰しも一度は味わうと思います。 この作品のキーワードでもある幼馴染。 実際に幼馴染がいるという人はとても少ないと思います。 ですが、幼馴染だからこそ感じる思いやすれ違いを、この作品はとてもよく描写されていて、とても面白いです‼︎ 読んでいて先の展開がどうなっていくのかがとても気になります。
同情の余地のない身勝手さ。だけど、人には時にそれが沸き起こる。この話の先にはハッピーエンドは無いのかもしれない。それでも、この感情が人なのだと思わずにいられない。出来うれば、彼ら彼女らが、何処かでハッピーエンドを掴める、そんな可能性が見えれば。
身分差のあるカップル(現代が舞台なので格差と言った方がいいかな?)のすれ違いの物語です...あらゆる物を持っている女の子と、そうではない故に妬まれ、蔑まれ、ひねくれていく主人公...愉悦が止まらない...