第31回:似たような世界観とパクリは違う

 タイトル直球のさっくり系で。



・今回のテーマ

 似たようなシステムを使っている、似たような題材を使っている、似たような登場人物がいる……そういった理由で何でもパクリと決めつけるような状況は、一次創作の分野だとかなり問題です。二次創作の場合は……割愛しますが、一次創作よりは絞り込んで問題点はあっさり出てくるでしょう。



 例えば、ドラマ作品で原作物ではないオリジナル作品で、他局と同じようなキャストが出ていたらどうなるか? 視聴者は疑問を持ちますよね。出演俳優のファンなどの特殊ケース出ない限りは「あの作品のパクリでは?」みたいなことを思うわけですよ。一時期、刑事物や医療物で被りまくった状況もあったのですが、流行り物ばかりの題材を使うとこうなりますよね。



 アダルトビデオだと上述事例よりも顕著になります。それこそ、出演女優を変えたような類似パターンが多いのですから。シリーズ物は除外するとしても……。中には別の所から訴えられそうなコスプレイメージ物もありますが、これはパクリよりも別で訴えられるのは確実ですので割愛します。



 似たような題材なので即座にパクリというのは間違っている……と以前にも言及した通りなのですが、それでもパクリと言って炎上狙いな人は、実際に作品を書いてみてどこがパクリなのか具体的に指摘できるか……。その分野を知ったうえで指摘するのであればまだしも、周辺事情を知らずにたたくのはまとめサイトなどを鵜呑みしているだけと逆に指摘されるでしょう。

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