蒼穹の戦士達
せいちゃん
序
その日は妙に空が青かったのを覚えている。
一般的には「雲ひとつ無い青空」とでも言われるのだろう。
しかし何故か、その天気は複雑な念だけを残し過ぎ去っていった。
西暦2048年
我々人類が住む「地球」とはまた違った「地球」。
所謂「パラレルワールド」というやつだ。
この世界の人々はその知恵を使い、数千年という時を経て、現在の優雅な暮らしを実現させてきた。
しかしその平和は、かつての大戦争により命を失った英雄らの屍の上で成り立っている。
おそらくこれはそちらの世界でも変わらぬ事実であろう。
さて...こんな老いぼれの昔話を一つ、聞いてはくれないかな。
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