第7話 お嬢様達の告白。そして……

 前回までのあらすじ!!

 何でか知らないけど、入学式の初日から婚約者フィアンセやら義理の妹(予定)という、とんでも属性が普通の代表格であるオレに付いてしまったのだ。なんだろうね? オレはいつの間にか、どこぞのエロゲーの世界に主人公として迷い込んでしまったのだろうか…………


「(ジィ~)」

「(ま~た、やってるよ)」


 オレの義理の妹(予定の)葵ちゃんは、今回のあらすじで紹介されたことが恥ずかしいのか、|駄箱の陰に戻ってオレたちをハンディカメラで盗撮続けていたのだ。


「はぁはぁはぁ♪」

「(あ、葵ちゃんの息が荒いのはきっと『病弱設定』だからだよな? いや、そうに決まってる。決して変な性癖盗撮フェチを持ってて興奮してるわけじゃないよね?)」


 オレは不安になりながらも、カメラのレンズに向け手を振ってみる。カチャン、カチャン、ピッ♪


「(あとバッテリー交換にもまったくの余念がないね! ……ってかバッテリー消耗早すぎんだろ)」

「葵なんかバッテリー交換早すぎないか?」


 そうそう、オレもそれが気になってたんだよ。


「たぶん、葵お嬢様は暗視モードナイトビジョンで録画されてるのかと……」

「(さっすが詳しいなクソメイド。伊達に第6話前回『IN START2』とかいうホラーゲームについて説明してたわけじゃないな! ……ってか今まだ放課後の3時なんだぜ。何故に暗視モードで撮る必要があるんだよ……)」


 オレは疑問に思い首を傾げながら、双子姉妹のやり取りを眺めていた。


「……でも雰囲気出るよな♪」

「……雰囲気出ますよね♪」

「(そのホラーゲームには、そんなおかしな設定でもあるのかよ???)」

「あっ!? これが噂に聞く暗視モードナイトビジョンだったのですね!」


 何か知らないが姉とそのメイドが嬉しそうにしている。どうやら葵ちゃんのそれは意図的ではなく、ただの天然ボケだったようだ。


「……じゃなくてさ! 何で葵ちゃんはオレたち(主にオレ)のこと盗撮してんだよ!?」


 これだけは義理の妹(予定)の葵ちゃんに是が非でも聞かなければならない事柄である。さすがに将来の義理の妹(予定)が犯罪行為に走る姿は捨て置くわけにはいかない。


「そ、それはその…………ぽっ! ささっ」

「……惚れたな」

「……惚れましたね」

「(惚れたって……一体どこでフラグ立ったんだよ? オレには何かエロゲーの主人公的チート能力で、メインヒロインクラスの美少女を惹きつける謎の属性でも付いているのだろうか? そんな属性が普通代表のオレにだと……ちょ、ちょっとだけ嬉しいのは内緒だからな!(照))


 オレはそんなラッキースキルを得てしまったのかとほくそ笑んでしまう。


「葵こうゆうことは、はっきり口に……ちゃんと言葉した方がいいんだぞ!」

「あ、天音お姉さま、それは解かってるんですが……」


 天音の何事にもメリハリしており、葵の煮え切らない態度にごうを煮やしているのか、怒りをあらわにしている。


「葵お嬢様……葵お嬢様はいつまでもそのままで本当によろしいのですか? 後悔なさいませんか?」

「静音……」


 静音さんのその言葉に対して、葵ちゃんは胸が痛むのか恋する乙女のように、また自らの大きな胸を掴むように制服をぎゅっと握り締めていた。そして葵ちゃんは何かを決意したように覚悟を決め、顔を上げこう叫んだのだ。


「(大声で)ワタクシもお兄さまとの赤ちゃんが欲しいんです!」

「(ボソリッと)あっ、じゃあワタシもそれでお願いしま~す♪」


 葵ちゃんがそう叫んだ瞬間、下駄箱に残っていた生徒たちの時間が静止した。そこですっぱり忘れた事なのだが、ここは下校する生徒であふれる下駄箱だったのだ。そりゃ~注目を浴びても何ら不思議ではない。いや、むしろこんな所で騒いでいるオレ達が悪いだろう。「ざわざわ、ざわざわ」「ざわざわ、ざわざわ」そして時が動き出した。なんか周りのギャラリーが一層騒ぎ出してきたね。


「(うんうん、オマエらのその気持ちよぉ~く分かるぞ! なんせこのオレが1番の当事者兼被害者なんだからな!)

「よく言えたな葵!」

「葵お嬢様、立派です!」


 天音と静音さんが、葵ちゃんのその覚悟に対して称賛の声をあげながら、「イエーイやったね♪』っと手を握り締め合い、ウサギさんみたく心と体をぴょんぴょんしている。


「……っ!? っておいおいおいおい、そこのクソメイド! 葵ちゃんが叫んだあのとき、お前さんも何かボソリと言わなかったかい? Hey You! オレの聴力はちゃんとそれを聞き逃してないんだぞ!」

「ああ、言いました言いました。……言いましたけど、それが何か問題あるのですか?」


 ワタシ何かおかしなこと言いました? っと首を傾げ自らの可愛さをアピールする静音さん。


「(やっぱりカワイイなチクショーめっ! その性格さえなければ良かったのに!!)」


※静音さんは作者の推しキャラです。もう押してダメなら、押し倒す覚悟です←


 だから静音さんのそのノリの軽さは何なんだよ!? 葵ちゃん以下略のときの軽さは「カラオケでワンドリンク頼むけど、何にする?」とみんなに聞いたとき「ワタシは別になんでもいいや」って、そのノリだろうが!! そんなんでほんとにいいの? だって子供だよ? いわゆる子作りだよ。にゃんにゃんだよ! そんなノリでラブんラブんしちゃってもいいものなのか!?そんなことを考えていたが、オレは自分なりに考えをまとめ、遂に決意し3人に対してこう切り出した。


「(すぅ~)え~っと、つまりは、だ。今までの話を全部まとめると二人のお嬢様(天音と葵ちゃん)そのどちらかを選らんでさ、その……お、オレと子作りする感じでいいんだよな?(照)」

(これで合ってるよね? 読者のみんなの認識もこれで間違いないよね?)


 オレは少しだけ照れながらも、自分の考えがちゃんと合ってるかどうかを3人に聞いてみたのだ。


「???」

「???」

「???」

 えっ? えっ? 何のこと? っと3人とも顔を交互に見合わせ、可愛く首を傾げ「この人は一体何言ってるの?」と三者三同の反応をしていた。


「う゛え゛っ゛!? な、何この反応は!? もしかしなくても……違うっていうのか!?」

(どどど、どゆことだこれは!? オレの認識では確かにそれで合ってるはずなんだぞ!?)


 オレは自分の考えが大ハズレてしまい、大混乱に陥ってしまう。


「キミは馬鹿なのか?」

「あなた馬鹿ですか?」

「おバカさん?」

「(やっべ、3人に3馬鹿って言われちまったぞ!?)」


 そう言われたオレの心は既にブレイクン状態である。もういつでもリサイクルできる感じにペレットの如く粉末状になっていた。特に天然記念物の葵ちゃんにまでそう言われたのが、今日1番のショックな出来事であった。


「キミは一体何を聞いていたんだ!? それではただのハーレムモノになってしまうではないか!」

「そうだーそうだー、この鬼畜! デブ獣姦じゅうかんマニア!」

「ですわね!」


 じゃあ、どうゆう解釈すればいいんだよ!? 読者のみんなだってさ、オレと同じ認識で合ってたよな? な? オレは自らに言い聞かせるように読者へと呼びかけたのだが、生憎一切の反応がなくどうやら読者にすらシカトされているようだった。


「じ、じゃあどうゆう事なんだよ! ちゃんとオレにも解かるように最初からキチンっと詳しい説明をしてくれよ!」


 オレはマジギレしていた。もうさ、読者もキレていいよ。オレが許すからな!


「ホントにキミはモノ覚えが悪い奴なんだな。ではこの私が始めから説明してやるから、ありがた~く聞いとけよ!」


 ものすっご~く偉そうに天音が偉ぶりながら、「すぅ~はぁ~、すぅ~はぁ~」と天音が大きく2回深呼吸をし、こう言い放ったのだ。


「キミの子供が欲しいんだっ!!」

「お兄さまの赤ちゃんが欲しいんですっ!」

「あ、ワタシもワタシも」

「だからオマエらのそれがわかんねぇんだよっ!!」


 オレたち4人は入学初日の放課後、下駄箱で意味不明な事を大きな声で叫んでいたのだ。傍から見たら、さぞかし怪しげな集団に見えただろうな。こんな騒ぎなのに先生が来ないのがほんと不思議だわ。


「(……ってか、こんな騒いでて大丈夫なのか? この学校の教師は職務怠慢なのかよ!?)」

「ふむ。では時間もないことだし、そろそろ真剣マジに説明してやるとするか」


 今まで真剣マジじゃなかったのかよ天音……いや、コイツら3人共。


「私たちが求めているモノとは……キミの『日常ふつう』なのだっ! ドヤ」

「はっ! お、オレの『日常ふつう』……ね?」

(オレの『日常ふつう』って何のことだよ? さっぱり意味がわからんぞ???)


 オレは天音のその言葉の意味を考えたのだが、まったくもって理解不能であった。


「なんだまだわからないのか? キミは『顔ふつう、学力ふつう、財力ふつう、身長170cmふつう、体重63kgとこれまたふつう、性格可も不可もなくふつう、両親もふつう……っと何ら面白味のない『オールふつう』なのだろう? キミは産まれる前からその『ふつう』が約束され、そしてたぶんキミはこれからの人生も『ふつう』の人生を歩むに違いない。そして『ふつう』にこの世を去り、『ふつう』にみんなキミがいや事を忘れるだろう。そんなキミのような『ふつう』を私も心から望んでいるのだっ!!」


 天音はあまりにも長いセリフを一息で言うと、偉ぶりながらにオレの顔目掛けて人差し指を差してきた。


「(何かよく知らんが、今オレの『出生前から人生終わり』までを普通に偉ぶられながらディスられたってことだけはよく理解できたぞ! ……ってか産まれる前から、そして死んでからをも、先取りディスられたのってオレが人類初じゃねぇか?)」


 オレは天音の言い振りとその言葉の意味に対して、呆気にとられてしまった。だが、そんなオレをお構いなしに天音は腰のくびれに左手を当て、右手は自らの豊満なお胸へと当てこう言葉を続ける。


「私はキミとは違い、『容姿端麗、美人・美少女属性、財力ヤバイ、学力大、身長170cm(女子にしては大きい)、体重はひみつ、胸は戦闘力バスト95cmと超巨乳、髪は赤髪ロングでサラサラのメインヒロイン髪、性格も…………』などと語りだしたら切りがないのだぞ! 私の属性ステータスはな……あまりにも凄すぎるだ。それ故に、産まれてこの方キミのような『普通の日常生活』とやらを体験したことがなくてな。それでそのことを静音に相談したら……」

「……したら、今までのようにこうなった……っと?」


 オレの補足言葉に天音は「うむ!」っと強く頷いていた。


「(そうゆうことだったのか。やっとで天音達が何を求めているか理解できたぜ!)」


 オレは天音の言葉を噛み締めるようにこう言葉を口にした。


「今の話を聞いてオレも分かった事があるんだわ。天音……オレの話を、そして思ったことを聞いてくれるか?」

「もちろんだ! 是非ともキミの話とやらをこの私に聞かせてくれ~いぃっ!!」


 天音は興奮気味にオレの言葉に興味津々っと言った感じで目を輝かせている。オレはそんな天音に応えるためにも、その話の発端に振り向きこう叫んだのだ。


「おいクソメイド! てめえが原因だったんじゃねぇかよ!!」

「あっ、はい。そうですよー。ワタシが原因で~す♪」

「(かっる、ノリかっる。そのノリの軽さで雇い主の娘である天音をたぶらかしたって言うのかよ!? 聞いていないが、たぶん葵ちゃんのもこのクソメイドが原因なんだろうなぁ)」


 そこでオレは「オレの出来事もこのクソメイドが原因ではないか?」っと、ついでにと思い聞いてみることにした。


「じゃあ、もしかしてオレの名前も静音さんが……」

「あ、それは違いますね♪」

 

 はい、今回の第7話でもオレの名前は出てきませんよ、っと! ただいま「あな嫁」は確立変動まったくなしで稼働中ございます!!


「まま、アナタ様もホントは天音お嬢様や葵お嬢様みたいな美少女に、子供が欲しい強請ねだられて内心喜んだんですよね? ね?」

「うっ、そ、それはその……」


 確かに、うん。むしろこんな可愛い娘たちに、嘘でも子供を強請られたら嬉しいに決まってるだろ。もう心の中ではまさに妊妊にんにん♪ って感じだよな?


「ほぉ~らぁ~、それならみんな幸せでしょ?」

「そっか。確かにみんな幸せ……じゃねぇよ!? 何このクソメイドの口車で誤魔化されようとしてんだオレは!?」

「ちっ……」

「このメイド……全部罠なのかよ」


 それに気づいたオレに対し、静音さんは残念そうに舌打ちをしたのだった。オレは呆れるように静音さんの口車に乗らなくて良かったと思ってしまう。そして自分の気持ちを切り替えるように天音達に対して、今のこの自分の気持ちをぶつけることにした。


「じゃあ天音や葵ちゃんがオレの子供が欲しいとか言ってたのもさ、この地獄の番人静音さんに吹き込まれた嘘……いや、お遊びってことなんだよな?」

(まぁ……そうだよな。こんな可愛い子達が普通代表のオレなんかを好きになってくれるわけねぇもんなぁ……) 


 オレは「コイツらに持て遊ばられた……」その事実にショックを隠せず、顔を下に向け落ち込んでしまう。


「まぁ……な。最初・・はな……」

「えっ? 最初は? じゃあ……は違うってことなのか?」


 天音のその言葉に反応するように顔を上げてしまう。天音は何かを覚悟をしたようにオレの目の前に来ると、目と目を合わせこんな言葉を口にした。


「私や葵だって、もちろん最初から静音の策略だってことは気づいていたさ。ただそんなきっかけでもなければ、私はキミとは出逢えなかっただろう? 私は……。私はな……。き、キミのことを好きになりかけているんだ! もちろんキミと逢ったのは今日が初めてだったし、それに直接逢うまでは不安だってもちろんあった。けれど……キミと一緒に過ごしたこの短い時間は、私にとって生まれてきて人生で1番楽しい時間だったと胸を張って言える! だから……今のこの気持ちに嘘・偽りは一切ないと断言できるのだ! 須藤天音として……いいや、き、キミに恋するただの天音・・・・・・として……私は……アナタの子供が欲しいんです!!」


 天音は照れながらに顔を赤くしながらも、そうオレへと告白をしてくれたのだ。オレの顔を直接見られないのか、少しそっぽを向いている。


「天音……」

(やばい! 照れてる美少女とかヤバイだろ!? あんなに偉ぶってたのにこんな照れちゃってさ、天音ほんとカワイイわ。天音はデレ期に突入するとこんなに素直になって可愛くなるのかよ!?)


『天音はただの傲慢なお嬢様から、アナタに恋するただの天音としてデレ期に突入しましたよ♪ これでいつでも彼女を攻略可能ですからね♪』


「わ、ワタクシだって……お兄様に対する気持ちだけは、お姉様に負けていませんわ!」


 天音の告白に対し、葵ちゃんは右手に持っていたハンディカメラを投げ捨てると、オレの目の前まで来て、その身を乗り出しながらこう切り出した。


「ワタクシは天音お姉様のように今の自分の気持ちを上手く言葉にできません。ですが、ワタクシはお兄様のことが好きです。だから……お兄様。葵にお兄さまの赤ちゃんを授けてくれませんか?」

「葵ちゃん……」 


 葵ちゃんの告白は天音とは対象にシンプルながらくるモノがあった。オレは葵ちゃんの熱に当てられこの場でなければ、すぐにでも葵ちゃんを押し倒し、赤ちゃんを授けたい衝動に駆られてしまった。


『葵は引っ込み思案な義理の妹から、アナタを大好きな乙女になりましたよ♪ これでいつでも彼女を攻略可能ですからね♪』


「ふむ……どうやらこの雰囲気の流れでは、ワタシも本気にならなければなりませんね」

『静音は実力の97%・・・を開放した!』

「(何で静音さんだけ別表示でそんなの出ていやがるんだよ……)」


 オレはそんなツッコミをしそうになっていたが、静音さんの言葉で遮られてしまう。


「アナタ様。ワタシはアナタ様のことをお慕い申し上げます。ワタシはあくまでメイドの身ですから、ワタシの気持ちに応えてくださいとは言えません。ですが……ずっと貴方様のお傍にいて、その……お慕いしてもよろしいでしょうか?」


 そう言うと静音さんはそっとオレに寄り添い、耳元でこう甘く囁いてきた。


「(夜も静音のことをにゃんにゃん♪ しながら、朝までたぁ~くさん可愛がってくださいね♪ ワ・タ・シだけのご主人様|(パチリ)」


 静音さんはそう囁き右目をウインクすると恥ずかしいのか、すぐさま離れてしまいオレに背を向けてしまった。だが、少し見えた頬は真っ赤になっていたのだ。


「し、静音さん……」

(何この静音さんは!? 夜でも従順なメイドさんって感じで可愛すぎるんですけど!? 夜から朝まで何をしてもいいのか!? メイド御用達のご奉仕プレイをオッケーなんですかー!!)


 オレは謎のテンションで妄想が爆発し、朝から晩までご奉仕プレイを命令したくなってしまう。


『静音は諸悪の権化から、アナタを慕う朝から晩まで従順なメイドさんになりました♪ これでいつでも彼女を攻略可能ですからね♪』


『さあ! この3人の中からあなたのお嫁さん候補を選びましょう♪』


『須藤天音』キミのこと……もっと好きになってもいいかな?

『須藤葵』お兄さまの赤ちゃん欲しいなぁ……

『静音』アナタ様のお傍にずっといたい……


「(なになになに、一体どうしたこの急展開は!? 前回確かに作者に対して『早くストーリー進めろよ!』とは言ったけどさ! だけど、だけどさ、これはあまりにも急すぎんだろうが!!) 」



 第8話へつづく

 野生のお嫁さん候補(お嬢様)の野生っぷりまで……残り『64530文字』

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