主人公への気持ちが隠しきれないヒロインと、その気持ちに全く気づいてない(?)鈍感主人公の日常のやり取り。物語としてはどこにでもありそうなんだけども、登場人物同士の距離感とか話の緩急の付け方がもう凄くて凄くて。途中から感想が「やばい」か「ああああー」しか言えなくなるぐらい泣けてきて。でも見てるだけでニマニマしてきてほっぺが痛くて。とっても素晴らしい作品です!
幼馴染歴10数年、空白期間5年の幼馴染同士の交流を友達の恋愛相談をテーマにコミカルに描かれています。幼馴染同士とその友人の恋と友情の物語。情景描写と会話劇が秀逸な作者様の描く、空気感が絶妙なお話しです。作者様の別作品『草をむしれば魔王が滅ぶ』も読むとより楽しめます。
シロウとイズミの掛け合いが、阿吽の呼吸で、読んでて安心する作品です。こんな幼馴染みが欲しいと思いました。子供達が幼馴染みと話している姿を見ると、この作品を思い出して、ニヤニヤしちゃいます。
台詞回しと言うか言葉選びにセンスを感じます。違和感なく物語の世界に浸れますよ。