俺にこの能力はきついって!
桜巻かし
異世界転生?
今日から高校二年生かぁ~早いもんだな、妹が好きなケーキでも買って買えるか
入学祝だしショートケーキで良いよな別に。
そう考えながら歩いていた。
歩いていたはずなのに!
「何処だよここは……!」
よく思い出せ俺は、何をしたんだ。
ケーキ屋に入ってケーキを買って帰る途中だった。
そこで、赤信号にも関わらず飛び出してる老人を助け
トラックに引かれて
「まさか……!」
その時理解した。
俺は、死にここは死後の世界であることも……
そんな絶望している所に助けた老人が現れた。
「君が先程助けてくれた命の恩人じゃな……?」
命の恩人?
「お主名前は何と言うのじゃ?」
「俺の名前は
ここは、死後の世界じゃないのか?」
「まぁ、確かにそうじゃな」
ならこの爺さん助かってなくね? そんな疑問が頭をよぎった。
「教えてくれ!俺は、一体どうなったんだ!」
老人は渋々教えてくれた。俺は、トラックに引かれ意識不明の重体であること
そして、魂が抜けてここに居ることも。
「と言う訳じゃ現状が理解できたか……?」
「俺は、もう目覚めないのか?」
「目覚めても植物人間じゃな」
「っ……!?」
「じゃが、完全な状態で目覚める方法が1つだけある」
「あるのか! 教えてくれ!」
「それは、本来ワシが居る世界言わゆる異世界に転生し魔王が持つ
悪魔の杖をワシの元に持ってきてくれないか?」
異世界転生? 魔王が持つ杖? 状況があまり理解できない
「そうすれば俺は、目覚められるのか?」
「そうじゃ」
取りあえずわからない事は聞いてみよう
「いくつか質問がある。」
「なんじゃ?」
「あっちの世界で死んだらどうなる?」
「もう一度ここにきて蘇らせてやろう。だからと言って
何度も死ぬと蘇らせられなくなる」
「あっちの言葉を俺は、読めるのか?書けるのか?喋れるのか?」
「それは、転生させる時に頭に詰め込むから大丈夫じゃ」
頭に詰め込むって本当にそれで大丈夫かよ……?
「爺さんは一体何者だ?」
「ワシは君たちが言うところの神様じゃ」
神様だと!? まぁ、ここにいる時点で今更感は否めないな
「爺さんは魔王を倒せないのか?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます