自キャラの設定を垂れ流す(DX3rd編)

樟人

一人目【破城の炎槌】

1.キャラクター要項

1-1.使用ルールブック

 基本1、基本2、上級

1-2.使用セッション

 なし(没案)


2.人物

2-1.名前

 槌入つちいわ こう

 コードネーム「破城の炎槌ツィタデル・ブレイカー


2-2.シンドローム想定

 熱系サラマンダーをベースにした構成を考えていました。炎をまとった武器を持たせたかったのでモルフェウスとクロスさせることも考えましたが、ピュアでも行けないことはない…なんてことを考えつつキャラを練ってたら、「このキャラではハンドアウト通りのムーブできないなぁ」と思って没案に。


2-3.人物像

 N市立高等学校2年生。N市郊外の田園風景が残る地域に建つ実家で暮らしている。当初は公共交通機関を使用して通学していたが、自家用車で通学すれば通学時間が半分以下になる事を知り、誕生日になると同時に自動二輪免許を取得。教員に直談判し、条件として提示された「考査成績が全校生徒の上位3割以内に入る事」をギリギリで達成。以後、バイクで通学している。しかしながら、依然として学校との距離がある事に変わりはなく、実家の事(後述)もある為、入学以来ずっと帰宅部。

 遺伝の影響で頭髪が赤みがかっており、目つきが若干悪く、言動も粗暴である事から不良と思われがちだが、本人の性格は至って真面目。曲がった事、筋が通らないことは許せない性格。しかし、それ故に本物の不良との暴力沙汰に発展することも多いため、一部理解を示してくれている教諭及び生徒以外からは距離を置かれている。

 工作、修理など、手先が器用という一面もあり、一部生徒からは「修理屋コウちゃん」「修理鋼」「鋼務店」などのあだ名で頼られたりしているが、本人としては面倒くさがっている。


2-4.家庭

 N市郊外の田園地域の中にひっそりと建つ、伝統的な鍛冶屋。その歴史は非常に古く、辿っていくと戦国や室町といった時代まで遡ることができ、刀を打っていた時代も当然ながらあるのだとか。しかし、ある時期から刀の鍛造をぱたりと止め、現在では専ら地元の農家が使う鍬等の農機具の修理や研ぎなおし、一部オーダーメイドの農耕器具を作ったりしながら生計を立てている。鋼も幼少期から鍛冶仕事の手伝いをしている。

 鋼の祖父・鍛造たんぞうは、仕事に一切妥協しない職人気質で、典型的頑固親父。対する父・研助けんすけは妥協点を見つけて数をこなさなければ利益が上がらず、商売が成り立たなくなると考えており、両者は度々対立している。そのたびに母・かなめが仲裁に入るというのが、槌入家の日常風景である。兄・刃太じんたは実家の鍛冶仕事を継ぐ準備として、親元を離れ大学にて材料工学を専攻している。

2-4-1.鍛冶場

 現代的な設備はほとんどない伝統的な鍛冶場。一点だけ特筆すべき点があるとすれば、先祖代々「炉の炎だけは絶やしてはならない」という言い伝えられている事。事実、創始してから現代に至るまで炉から火が消えたことは一度も無いという。なぜそのような言い伝えが残ってきているのかは、現時点ではだれの口からも明かされたことはない。


3.執筆者の思い

 キャラクリをしている際に、バックボーンの設定を練るのが楽しくていろいろ練ったが、ハンドアウトとして渡されていた「学校に潜入し調査するエージェント」という設定から大幅にかけ離れてしまったため没案に…。

 設定として「炉の炎」に何かがあるという書き方をしたが、実はこれ、「炉の種火をレネゲイドビーイングにしたら面白いんじゃね?」「レネビの炉で刀作ってたらヤバいのが生まれ過ぎたから、刀鍛冶止めたんじゃね?」「その種火が鋼の覚醒のきっかけに出来るんじゃね?」という事をできないかなぁと思って組み込んだ設定だったりする。無論、取りたかったDロイスは伝承者だ。

 また、このキャラクターの能力には元ネタが存在する。Destiny2のタイタンクラスで使用できるサブクラス、「サンブレーカー」だ。実は筆者もゲーム中で愛用している。モールバーニングがエフェクトが派手なうえに強くて大好きwwそれをDXで再現したくて元にしたというのが、このキャラを考案したキッカケ。

 ストーリーを組むだけの構成力と経験があれば、この設定をベースに何か一本作りたいと思うところではあるが、構成力を磨こうにも、経験を積もうにも、現時点では自身の環境や心理を鑑みると、少し難しい。いつかできるといいな…。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る