まじぼらっ! 〜魔法奉仕同好会騒動記

 現在連載中の「まじぼらっ! 〜魔法奉仕同好会騒動記(以下まじぼら)」もなんやかやで4 0話を超える事が出来ました! これも応援してくれた読者の皆々様のおかげと厚く御礼申し上げます。


 と言う訳で今回は「まじぼら」について設定的なネタばらしをやっていこうと思います。

 ストーリーに関しては最初から大した物を考えずにノリで書き続けているだけなのでほとんど語る事はありませぬw


 まずですね「まじぼらっ!」というタイトルですが、『一昔前に流行った四文字タイトルって最近見ないけど、もしかして一周回って新しいんじゃね?』という浅ましい思惑で決められました。


 かつて「さばげぶっ!」という漫画がありましたが、その作者である松本ひで吉氏も「四文字タイトルでありつつ微妙に語呂の悪いタイトルを付けよう」との考えで「さばげぶっ!」を考案されたそうです。


 何というか、そのロック魂にとても惹かれてしまいまして、僕も新作に『微妙に語呂の悪い四文字タイトル』を付けようと思ってしまった次第です。

 結果としては『タイトル切りされて読まれてないみたいだから、もう少し真面目に考えれば良かった』となってしまったのは秘密ですw


 次にキャラクター達の構成ですが、多くの方がお気づきであると思いますが、彼らの名前は幕末の新撰組からお借りしています。『近藤』『土方』『沖田』に始まって『芹沢』『新見』『山崎』、未登場のキャラも含めて結構な数の新撰組モチーフキャラがいます。


 そして「まじぼら」のネタの大元の作品は、鴨川つばめ氏の「マカロニほうれん荘」であります。

 かなり古い作品なので知らない方も多いと思うので少し解説を。


 新たに高校生となった主人公沖田そうじは安アパートである『ほうれん荘』の住人だ。そこに住む高校の不思議な先輩きんどーさん(40)とひざかたさん(25)のコンビに翻弄されてハチャメチャな生活を送る


 というあらすじです。この部分だけでまじぼらがかなりマカロニほうれん荘リスペクトしている事がお分かり頂けると思います。


 ついでにバラしてしまうと、まじぼらの元ネタ的な作品は3つありまして、「マカロニほうれん荘」「さばげぶっ!」そして椿いづみ氏の「月刊少女野崎くん」です。これらから美味しそうなキャラとか設定とかを借りて弄ってまじぼらは出来ています。



 そしてまじぼら主人公の芹沢つばめですが、同様に鴨川つばめ先生から頂いています。

 まず『つばめ』という名前がアリかナシか? →「映像研には手を出すな!」で現役女子高生モデルの『水崎つばめ』がいる→OK→名前がつばめ→鳥の名前→新撰組に芹沢『鴨』がいるじゃん→芹沢つばめ爆誕! という流れです。


 性格は「さばげぶっ!」の主人公モモカと「月刊少女野崎くん」の劇中劇である「恋しよっ!」の主人公マミ子のハイブリッドですが、徐々に『恋するシナモン(拙作「このてん」&「ロボ電」に登場する高橋逸美)』みたいになってきてしまって、作者としても制御が困難になりつつありますw


 睦美のモデルは「マカロニほうれん荘」のきんどーさんと「さばげぶっ!」の鳳美凰、ともに『我が道を行く』タイプで高校を留年していますw


 久子には特定モデルはいません。メイド/従者キャラをおきゃんな感じで作ってみました。名前だけは新撰組副長、土方歳三から貰っています。


 不二子は言うまでもないでしょうw ただ、当初想定していた『ミステリアスで敵か味方か分からない』という立ち位置設定は早々に消え去りましたw 山崎の名前は新撰組監察方の山崎丞から。


 沖田のモデルは「恋しよっ!」の男主人公である鈴木三郎ですね。イケメンでスポーツも出来てモテモテだけど、何故か奇行の目立つ人、という感じですw 名前は勿論沖田総司から。


 アンドレも特定のモデルはいませんが、醸し出す雰囲気としてはタレントのケント・デリカット氏が近いかもしれませんw 名前はまんま井上陽水ですw


 御影は新撰組キャラじゃないです(当たり前)。モデルは「月刊少女野崎くん」の鹿島遊です。学園のプリンス(女子)を出したかった!w 

 まぁ御影はビジュアル的に古さを前面に出しているので(キャンディキャンディのアンソニーとかその辺のイメージ)、鹿島くんとはまた違ったキャラになってくれると思います(なってくれないとヤバイ)w


 さてさて、ストーリーが進む度に段々カオスになっていくまじぼらですが、今後ともご愛顧頂けたら幸いですw

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