裏:天気の子

 作品批評じゃありません。TVでやっていたので、見ていてちょっと思い出したことがあったので。


 映画の中で主人公たちが『雨天を晴れにする商売』をしていましたが、実は私もベクトルは真逆ですが似たような事をしようとしていた時期があったのです。


 うちの妻は雨女です、それもかなり強力な。映画のヒナちゃんのように熱心に祈らなくても、彼女がそこに行けば大体雨が降ります。天気予報が『晴れ予報』でも、彼女が外出したら道中のどこかしらで大抵雨が降ります。


「これはひょっとしたら干ばつや凶作に悩む農家を助けるビジネスチャンスなのでは?」とピキーンと閃いた私は妻に雨乞い屋(仮)をやってみないか? と持ちかけたのですが、彼女は自分の雨女体質が嫌いらしく即座に却下されたのでした。

 しかも「雨が降るのはキミ(ちありや)の晴れ男パワーが足りないからだ」と逆襲される始末。


 まあ100%晴れ女のヒナちゃんに対して、妻のそれは70%といったところでしょうか? 商売にするには確度が低すぎますし、日本国内では降雨の需要も高くないでしょう。


 となると外国での活動が中心になりそうですが、私は英語と中国語を日常会話レベルで話せる程度の言語力しかありません。妻に至っては英語を『敵性言語』と呼ぶほど嫌っていますw


 加えて外国を飛び回る仕事になると、今の仕事は続けられません。無職で貯金も無いまま確度70%の仕事に賭けるにはリスクが高すぎます。


 とまぁ、そんな感じで私のニュービジネスの夢は潰えた訳なのですが、もし私の雨降らし事業に興味がわいた方がおられましたらメールを下さい。仕事の話をしましょうw

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