第190話 フジッコワイナリー 甲州 シュール・リー峡東
「どうしましょうね・・・」
「ううむ・・」
健司と美月は夕食後にカレンダーを見ながら悩んでいた。
今飲んでいるワインは・・
山梨県甲州市 フジッコワイナリー株式会社
甲州 シュール・リー峡東
さわやかで果実味あふれるワインだ。
しかしながら、ちびりちびりとあまりたくさんは飲んでいない。
酔っ払いながら話すわけにはいかないのだ。
「やはり、忘れにくい日がいいと思うんです。祝日とか」
「忘れることがあるのかな?」
「うちのお父さんは、何度か忘れて怒られていました!」
二人で考えているのは、入籍日。
婚姻届けを提出する日だ。
結婚式はまだだが、婚姻届けは先に出そうと話している。
問題はいつ出すかだ・・
その日は、結婚記念日になるだろう。
(結婚式とどちらが・・・という問題はあるが)
そういう意味でも、大安吉日などを気にしながら・・結婚記念日を忘れないような日。いつがいいのだろう。
ちなみに、誕生日はタイミングが合わない。
健司や美月にしては、ワインを飲むペースが非常に遅い夜となった。
ちなみに、このワイナリー。
あの、煮豆や昆布で有名な会社の子会社である。
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