第124話 ワイナリーに行こう! はすみファームワイナリー&カフェ
長野県上田市 はすみファームワイナリー&カフェ
ここは東御市のはすみファームが経営するカフェ。
「ここって・・変わった通りですね」
「そうだね、ちょっと古い感じに統一している?」
和風の統一された建物が並ぶ通り。
酒屋や雑貨屋など・・
観光地ということだろうか?
「ここみたいだね」
通りに入って少し行ったところの左側に看板があった。
入ってみると、いかにもなカフェ。
2階もあるようだ。
「いらっしゃいませ」
店員が挨拶してくれる。
2人でカウンターに座ることにする。
「なんにしましょうか・・」
メニューを見ると、プレートランチやパスタやカレーなど。
しばらく二人で考えた。
「私、このキッシュプレートにします」
「じゃあ、ワインで煮込んだカレーにするよ」
料理ができるまでの間。店に置いてあるワインを物色する。
それほどたくさんの種類がおいてあるわけではないが・・
「このワイン、新酒ですか?」
「はい。今年取れたワインとシードルになります」
2種類・・赤と白のワインとシードル。
「今年のワインの出来はどうだったんですか?
7月は雨で大変だったんでしょうか?」
「そうですね・・7月は雨で病気とかにやられてしまって・・
悪くなったブドウを取り除くと例年の3割しか取れなくなってしまいました。
ある意味、今年のブドウは量ができないので貴重ですよ」
「大変でしたね・・」
「えぇ・・普段の10倍の手間がかかって、3割ほどしか取れないんですからね」
「ワイン造りって、天候に左右される方大変なんですね・・」
「そうだね・・・前に聞いたことがあるけど、ワインも年によって値段を変えるべきだって意見があるらしいよ」
「値段を・・?」
「よくできた年のワインとそうでない年のワインが同じ値段じゃおかしいっていう意見らしいね。
そう考えると、今年のワインは手間がかかっているんだから高くてもいい気がするよね」
「そうかもしれませんね・・・すごく苦労して安かったら悲しいでしょうからね」
そんな話をしていると料理ができた。
「うん、このカレーおいしいよ」
「こちらの料理も美味しいですね」
美味しいおひるごはんを堪能させてもらった。
「それで、この後はどうしますか?やはり予定通りに・・・?」
「う・・・頑張ります・・・」
試飲せずに我慢した、美月。
今度は一般道路をドライブしてみるという計画であったのだ。
◇◇◇◇◇◇
この話は物語の中の話です。
感染が広がっているので、お出かけは慎重に・・・
なお、もともとはワイナリー巡りをする予定でしたが
変更することにしました。
このご時世・・・やはり慎重にしないといけないですからね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます