第91話 山梨県甲州市 恋人の聖地
コンビニでは下着とワイシャツと、クーラーバッグに入れる氷を購入。
氷を2つも入れれば一晩は持つ・・・かな。
それにしても、すっかり瀬戸さんの計画に載せられてしまったというか・・・
ぶどうの丘に戻る。
宿泊施設用の駐車場に車を止める。
「こっちに展望台があるみたいですよ。」
瀬戸さんは階段を登っていく。
その後ろをついていく。
建物の横の展望スペース。
丘の上だけあって、眺めが良い。
「見てください、ここにも看板がありました。」
”恋人の聖地”
栃木の那須に引き続き、ここもそうだったらしいい。
いや、瀬戸さんきっと知っていたよね?
「ここ、夜景もきれいだと思いますよ。夜にも見に来ましょうよ。」
「そうですね、後で来てみましょう。」
どうせ泊まるのだからいいだろう。
「ところで、ご家族には話してあるんですか?心配したりしませんか?」
「大丈夫です。母には泊まると話してきましたから。」
「そうですか・・・」
準備は万端だったらしい。
予約する前には、私にも相談してもらいたかったものだ。
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