灰の積もり
@Lauleria
希望
いつとも知れぬ小夜中(さよなか)に
いずくと知れぬ雪の道
ゆくえも分かぬ過客の身
遥か篝(かがり)の火を指し歩く
かしこに安堵ありと信じて
されど篝の火は遠く
行けども行けども深雪は 果ても知らずに降り積もる
行けども行けども宵闇は 果ても知らずに降り積もる
嗚呼 未だ篝の火は遠く この身の終(つい)は疾く来る
ただ目指す かしこに安堵のありと信じて
眼前朧にかすみ
この身の知覚は疾くと失せども
ただ目指す あの篝火を
かしこに安堵を求めて
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます