『22』

『運命再編』レディ=スカイラの館


・状況


キャラクターは雪が降って来そうなほど凍えた寒村にたどり着きます。

村の人々は何故だかキャラクターのことを知っており、みな口をそろえて一番奥にある館へ向かうように促します。

それとほぼ同時に、同じように促されながらも断った旅人が、まるでピタゴラスイッチか、ファイナルデスティネーションの要領で事故死するのを目撃します。

館は半球形のドーム状で、中に入ると何かの白骨死体や怪しい薬、ビン詰めの豚の胎児などが置かれていて、全体としてオカルトな雰囲気がします。


・イベント


館の一番奥、スカイラとの出会うと彼女は占い師であると自己紹介します。

その上でキャラクターの未来を占うと申し出ますが、その対価として『人に打ち明けられない秘密』を要求されます。

これに了承し、秘密を打ち明けられたらサクセスです。ただしその秘密の価値がないと言われてた認められないこともあります。また『グリフォンの羽根』を渡した場合は少しだけ優しくしてくれます。

随伴者がいる場合、全員が打ち明けるか、あるいはそれを差し引いても大きな秘密を打ち明けなければなりません。

打ち明けることを拒んだ場合はペナルティです。

※レディ=スカイラ

きわどい水着とフェイスベールを付けた踊り子の姿をしたババァです。

タプタプたっぷりなぜい肉なくせに顔や手などは皺だらけで、美魔女から美を引いたような姿をしています。また、一人しかいないはずなのですが、見る人によってその容姿が若干異なるようです。

なんか自分が色っぽい大人の魔性を宿していると勘違いしてます。基本的に相手を子ども扱いし、余裕を持った態度を見せます。

こんなのですが、占い師としての能力はずば抜けていて、道具を用いないでもほぼ百パーセントの正答率で未来を見出します。

その証拠として、キャラクターがいかなる攻撃を放とうとも絶対に傷つけることができません。


・サクセス


次の移動の出目を好きな数字にできます。

戻ることはできません。


・ペナルティ


不吉な予言を告げられます。

スカイラとしては警告のつもりなのですが、その命中率の高さと突拍子の無さから呪いとも受け取れます(予言は必ず当たりますがそれがこの冒険の中で起こるかどうかは自由です)。

なお、どんな秘密だったら正解だったのかを訪ねれば、そっと耳打ちで教えてくれます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る