『8』
『大幅ショートカット』ロングショット
・状況
街道沿い、小高い丘の上、そこそこ人通りがある中でポツリと一件の建物が現れます。外見は石造り、背の低い塔のような建物の最上階は小さなドーム状になっていて、亀裂から隙間が開くようになっているとわかります。
どうやらここは店のようで、建物の前に立つ男の呼びこみによれば『画期的な方法で旅の道のりが大幅に短縮できる商品』との話です。
なお、周囲の人々はその前を物珍しそうに見て通りますが、中へ入ろうとするものは一人もいません。
・イベント
一瞬とはいえその建物の前で立ち止まったキャラクターは言葉巧みな呼び込みに誘われて中へとふらりと入ってしまいます。
促されるまま椅子に座り、始めは世間話から、その流れで今、旅の最中であること、時間制限があること、王様の使いであることも話してしまいます。
その上でこの『画期的な方法で旅の道のりが大幅に短縮できる商品』の無料サンプルを受け取るかどうかを尋ねられます。
受け取ると答えればペナルティ、断ればサクセスです。
なお、返答に迷っていると自動的にお試しタイプに流され、構成的にペナルティに回されます。
・サクセス
店主のしつこい勧誘を振り切りながら店を後にします。
その後、事あるごとに思い出し、気になりますが、正体は知ることができず、誰彼に質問しても判らずじまいとなります。
・ペナルティ
椅子から手錠が飛び出し拘束され、そのまま自動で運ばれたかと思うと、望遠鏡に見えた巨大大砲に装填、有無をいう暇もなく発射されます。
次の移動時に振るサイコロの数が三つになります。
当然、着弾時の衝撃に対しては何ら用意はされていません。
また、今後の旅の最中、何か影が頭上を通るたびに過剰反応するトラウマを抱えます。
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