永眠の虜
針音水 るい
プロローグ
この世の中に本当の意味で何かの気持ちになったことがある人なんて、果たして存在するのだろうか。
なんでもいい。
周りの人とかだけじゃなくて、虫だったり環境だったり場所だったり。
僕たちの身近なもの。
僕たちが毎日何気なく使うもの。
何気なすぎて感情があるかもしれないというその可能性にすら気づかないようなもの。
そう例えば…
「枕の気持ちを考えたことがある人なんて、この世に存在するのだろうか」
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