第百四十八話 戦乙女からの褒美
ソニックは目の前の
「誰もいないのが
なんで……なんでよッ!?
どうしてここにワルキューレがいるのッ!?
それは、まるでぼくたちがここへ来ることが、
それにしても、一体どうやってぼくたちの動きを
「何故? という顔をしているな。ふふふ。まあ、それもしょうがないか」
ワルキューレは、
この人、顔はすごくキレイなのに。
笑うとなんだかおぞましいおばけみたいになる。
そんなおぞましいワルキューレが肩を揺らしたせいか、彼女が
まるでヘビみたいだ。
「おい、
ワルキューレはそう言いながら、
すると、
まるでぼくらがオペラ
でも、なんだか
「だがそれは、
なんだよ。
それなのにあんな
あれが
ワルキューレの言葉を聞いたぼくがプンプン
「だが、せっかくだ。治療を
その
いつでもぼくらを
それに気が付いていたソニックは、すぐにでも飛び立てる
大丈夫、大丈夫だよ。
こんな大ピンチだけど、ソニックは
きっとどうにかなる。
「ふむ。やはり貴様が
なんかとんでもないことになってきたよ。
だけど、衛兵たちが手を出さないでくれたら、それはそれでラッキーかな?
ねえ、どうしようソニック?
ぼくが鳴いて
「大丈夫だ、ググ。ここはあいつの
やっぱりソニックは冷静だった。
彼の作戦は、ワルキューレと一騎打ちすると見せかけて、もう一度
そして、そのままコウモリの
さすがだねソニック。
いっよ、吸血鬼族の王子さまッ!
この作戦なら
「わかったぜ。てめえの
「安心しろ吸血鬼。こちらから申し込んだ一騎打ちだ。それを
「
「
よし、うまいよソニック。
こっちが
そして、ソニックが抱えていたビクニを
「そうだ。言い
ワルキューレは衛兵たちからぼくらのほうへと振り返って、言葉を続ける。
「
そして、またおぞましいおばけみたいな顔になる笑みを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます