第九十二話 それは矜持なのか
イルソーレとラルーナはすぐに立ち上がって部屋を出て行く。
その
もうそれだけで
二人はこれから
だから俺たちも避難場所へ行くようにと言って、飛び出していった。
猫女はもう避難場所の
部屋に
何故かプルプルと
「ダメだよソニック。ここは私たちの
……やはりというべきか。
俺の嫌な予感は当たってしまった。
この
あの
まあ、
しかし
俺はビクニに言った。
そんなことはこの国の
わざわざ自分の
だが、ビクニの
「誰が
この暗黒騎士と呼ぶにはあまりに
ただ、
だったら
どうもこの女は変に
俺が
どうやらこいつもビクニに
「ほら、早くだよソニック。あなたがいないと空を飛んで引きつけられないでしょ」
「
俺はそう言ってため
それを見たビクニはニッコリと
まあ、
ビクニを
そして俺たちは宿屋を出て走り出した。
外では亜人たちが
夜だというのもあって、
俺たちはそれとは
「はあ、なんで俺がこんなことを……」
「いいじゃんいいじゃん。ここで
「お前……やっぱり暗黒女だな」
俺の頭に乗るググも
リム·チャイグリッシュが何故こいつを英雄
俺から見れば、
まあ、そういうところがこの女の
「
こんな近い
港がモンスターに
「ソニックお
そう言われ、俺は
そして、そのまま
すると、そこからはクラーケンの
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