第八十四話 ラヴホテル
それから俺たちは、
すっかり
地図を見ると、どうやらこの路地から先が旧市街のようだ。
あと
旧市街の道にはそこらじゅうにゴミが落ちていた。
それに、
旧市街はまるでスラム街のようだ。
さらに、あちらこちらに
「なんか
いつの
ビクビクと
ビクニはこういう
ともかく俺たちは旧市街を進み、目的地である宿屋へと
ここではやはりというべきか、宿屋の店主は亜人で
「あらあら、ずいぶんと
とても
だが次の
何故かビクニの姿を見た
そしてビクニに近づいて、
「さあ、どうぞどうぞ。部屋ならいくらでも
あまりの
それにしてもビクニの
まさか
そして、
小さく狭い場所に、大きなベットが置いてあるだけの
「ニヒヒ、それじゃお二人さん。たっぷり楽しんでねぇ~」
猫女は
意味はよくわからなかったが、なんだが
「ソニック……」
「あん? なんだよビクニ」
何故かビクニは顔を赤くしていた。
そして、震えながら
「もしかしたらここってラヴホテルじゃないのッ!?」
俺にはそのラヴホテルというのが何なのかわからなかった。
だが、きっとこの女が作ったくだらない
今まで
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