第七十二話 嬉しくて、情けなくて
こんな小さな
ノーミードは
それに、リムの体が
そんな奴を相手に今の私たちじゃどうしようもない。
このままじゃ私たち……
そうやって私が
「
倒れている私にすがりついて泣いていたリムが、そう言って立ち上がった。
だけど、リムの
あんなに
今すぐにでも
「リム……
私はなんとか言葉を
でも、それでも彼女は
「ビクニはリムのために命を
「ご安心を。リムは
そこには、私の知っているリムの笑顔があった。
私は
こんなときにと思ったけれど、
せっかくリムをノーミードの
私もリムも生き
リム一人に戦わせるわけにはいかない。
だけど、体がもう言うことを聞かない。
立ち上がることもできない。
嬉しくて泣いていた私は、今度は
私は
どうしてリンリと
こんなときに動けないなんて、一体なんのための騎士なのよッ!?
でも、いくら自分の
私は泣きながらノーミードと向き合ったリムの
「なに? そんな体でアタシとやろうっての? いくら呪縛が
「ええ。あなたの言う
「そんなボロボロで何ができんだよ。
その顔を見るにとても
リムはプルプルと
そして、
だけど、その
それは、やはり彼女の体がもう
そんなリムを見た私は、彼女に
そんな私とは
ノーミードは、小さな
「さて、
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