第六十五話 幼なじみの言葉
もしかして、またモンスターが
そう思った私が里へと引き返そうとすると、ソニックにガシッと
私は
だけどソニックは、そんなことは気にせずに口を
「お前が
ソニックはそう言ってから、私が里に行っても
たとえ
ソニックは、
私はソニックに肩を掴まれたまま、また里のほうを見た。
さっき見たときよりも
そして、さらに大きな
「だけど、あんなの
「それならなおさら行かせるわけにはいかねえ。
「そ、それは……」
ソニックの言葉に、私は何も言い返すことができなかった。
そうなんだよ……。
私たちの目的は、世界を
私と
彼女をライト王国まで
それに愚者の大地は、
そこは、国を
各種族、魔族などの
そんなところに一人でいるリンリを、少しでも早く
でも……それでも……もし、リンリが私の立場だったら……。
「大丈夫だよビクニ。そんなのワンパンだよ、ワンパン。それに
――って、何もない空中にパンチを
「ワンパン……」
「はぁッ? 何言ってんだよビクニ?」
「問題を
私はそう
ソニックは愚者の大地まで
だから彼としては、当然こんなところで時間をかけることに
だけど……私は……。
「おいビクニッ! 今は朝だぞ! 夜じゃねえんだぞ! 俺は助けてやらないからなッ!」
今の私を止めるには
ごめんねリンリ……。
私……ちょっと
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