第四十三話 フードを被った少女
フードを
えっ? こんなときに
私はその手の意味がよく
「
どうやらこんな
私は手を
フードの女の子は気にせずに話し続ける。
「この先にある
握手を終え、手を
この
たしか
「おいお前ッ! 今
飛んできたソニックがリムに声をかけていた。
何よ!
私の心配はしてくれないわけ?
彼の
それにしてもこのソニックの
この子が魔法を同時に唱えたことに
私のことを
「さっきのがそんなにすごいの?」
私が訊くとソニックは、さっきのポイズンアントを
さっきリムが唱えた魔法は、ヘルフレイムという火の魔法とウインドラッシュという風の魔法を同時に放って、
ヘルフレイムって、たしかライト王国の
ウインドラッシュってのは
「魔法を同時に唱えるには十年以上の
ソニックは何故か
どうやらこの子。
とてつもなくすごい魔法使いみたい。
私と同じ年くらいなのに、ベテランじゃなきゃできない
「これは
「それは聞こえてたよ」
「この先にある
「だからそれは聞こえてたって言っただろうッ!」
ソニックが
リムはさっきと同じように、中国の
なんか、ずいぶんとマイペースな子みたいだけれど。
人見知りな私だけど、ここはちゃんとお
あと、ちゃんと
どうせソニックはそんなことしないだろうから、こういうことは今後も私が
「わ、私は
「ラヴブラッドだよ」
「へぇ~そうなんだ。それでこっちの小さくて
「大して
自己紹介に
そこは
「と、言うわけでよろしくです。リム·チャイグリッシュさん」
私たちの自己紹介が終わると、リムは挨拶の
そして、またニッコリと笑う。
「リムことはリムとお呼びください。ビクニ様、ソニック様、ググ様」
「いやいや! 私たちのほうこそ“様”とかいらないから!」
そんな慌てて言う私を見たリムは、さらに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます