夢物語

@light_mask

目の前の痴女?

「なんで?」

その一言に尽きる。

暑さも外の部活の喧騒も吹奏楽の音色も全て忘れるぐらい呆然と。

教室のドアの前に立つ彼女に。


「え、えと、その…」


体育の補習で放課後に走っていた彼女は半そで短パンの姿でもじもじしながら教室の扉の前に立っていた。


腰ぐらいまである綺麗な黒髪を今はポニーテールにしていて綺麗なうなじに目を引かれるところだか…

しかし今は、彼女がくねくね動くたびにいつも以上に大きくそして自由に揺れる綺麗な2つの


そして明らかに透けているのは綺麗なピンク…


俺は初めて知った…

俺の彼女はお淑やかなんかじゃなかった…

俺の彼女は純粋ピュアなんかじゃなかった…


俺の彼女は…痴女だった


「漏れちゃいそう…」


ソッと言ってもじもじしながら腕を組み大きな胸を支える。

その状態でその格好はレッドカード1枚じゃ到底足りない!

もう、理由なんて知らない!

純粋でも痴女でも可愛いことに変わりはない!


一周回って冷静になった俺はおもむろに立ち上がって、誰が来るかも分からない廊下を右手から伝わる彼女の震える手を握ってゆっくりとトイレに向かった。


トイレの前、この安堵感とともにやってたモヤモヤはなんなんだろうか…

俺もしかしてやばいのかもなと自嘲気味に考えながらそっと彼女を見ると不安そうに、でも次はとても楽しそうな目でこちらを見ていた。

そして、突然右腕に抱きついてすごい勢いで女子トイレに…そして個室に引きずり込まれる。


右腕に感じる生の感触に個室に入った瞬間、ついに俺の中の獣は目を覚ました。


そして、





ジリリリリリィィィ




目を覚ましたのは獣ではなかったようだ。



◇◇◇◇◇◇◇

自分の夢を元に作ってしまった作品です。

夢は曖昧ですね。

案外覚えてなかったりして大変でした💦

楽しんで貰えたら光栄です。

小説書いてる人はほんとに素晴らしいです。

これだけでめっちゃ疲れました。

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