かつお節は無事か!!

稲吉急便

化け節

人はみなお洒落なのは

化粧をして、咳き込んでいるのは

それ以下の自分じゃ嫌になるから



すきになることだけでなく

嫌いになるってことも同じくらい

大切に書けるはず


許さない人は

命の水を被っても

きっととりつくわないのでしょう


重なり糸は

いつか途切れていくはず

それだけが私の救いなんです


人はみなお洒落なのは

化粧をして、姿を見せているのは

それ以上の生き甲斐はないから



解のない人生論に

甲斐のない優しさに見限られる

誰もがそのはず


変わらない風は

雨に成り代わること

きっと厭わないのでしょう


去らない訳は

未だに君に僕が優しい

と信じさせたいから


お洒落なのはたぶん

そう在ろうとするから

けれどただそれであるだけは

たりず、

コーヒーのような覚悟が必要だ

そうでなければあの風やあの雨のように

知らぬまに

誰かの上に茶色く降り積もるだけ









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