第2節 荒野の決闘
三日後、誓約書通り、決闘が行われることになった。
今回の発端となったヴァイキングの大男エイリークは、今から行われることがまるで剣劇であるかのように、にこやかに斧を杖代わりに立っている。
対するは、傭兵ギルドマスターのコローネの護衛役シーナ人のチェンだった。
このチェンは、対戦相手のエイリークの半分ほどの身長しかないが、このマルザワードに長年君臨してきた傭兵の長が選んだ男だ。
間違いなく強者だろう。
チェンは目を閉じて、静かに精神統一をしているようだ。
立会人になるライアン隊長は、すでに来ていて、コローネと何か話をしている。
決闘の場所は、マルザワードの街のすぐ外、アサール砂漠とは反対側の人族の領土の荒野である。
いつもどおりの雲ひとつ無い濃藍の空、黄色く枯れかけた背の低い草、うす茶色の差しほどの日差しに焼けた大地に、丸まった枯れ草が乾いた風に吹かれて転がっている。
野次馬もかなり多く、傭兵や冒険者、暇を持て余した住人たち、中には非番の聖騎士まで来ている。
誰もが最大勢力の傭兵ギルドに喧嘩を売った、このヴァイキングの男が気になるようだった。
彼らは、どちらが勝つのか賭けをしているようで、9:1でチェンが人気になっていた。
この決闘の誓約書を書いたオリヴィエはもちろん、遊撃騎士という特にやるべき業務のない僕もやってきた。
僕は、聖騎士ではない人族がどのように戦い、どれぐらい強いのか興味があった。
僕自身、聖騎士の頂点を目指しているので、何かいい刺激になればと思ったのだ。
「よし! 両名前に出ろ!」
コローネとの話し合いは終わったようだ。
ライアン隊長は二人に声をかけた。
決闘の準備が整ったようで、野次馬たちから歓声が上がった。
そして、エイリークとチェンは前に出て互いに向き合った。
「おうオウ! こうして見ると、ちっせえナ?」
「噴! 黙るよろし。ワタシ小さい言った奴、みんな死んだアル。アナタもう終わりネ」
エイリークは軽く挑発したが、チェンは鼻で笑って逆に挑発し返した。
「ガハハハ! 怖えナ! ……ン? 武器はないのカ?」
「いらないネ。ワタシ全身武器ヨ」
チェンの言葉を聞いたエイリークは大声で笑った。
そして、装備していた斧、盾、鎧、兜、全てを外して上半身裸になった。
チェンはピクリと、糸のように細い目を片方だけ上げた。
「……何の真似アル?」
「オウ! オレは相手の流儀に合わせて喧嘩するんダ。ステゴロでいくゼ!」
「……バカは死ぬよろし!」
決闘前の舌戦は終わったようだ。
二人の気合が最高潮に高まり、ライアン隊長は開始の合図をした。
合図とともに、エイリークは拳を振り下ろした。
巨体で動きは鈍そうだが、踏み込みは鋭く、一瞬で間合いを詰めていた。
しかし、チェンの動きは更に速く、後ろに避け大きく距離を開けた。
エイリークは、追いかけるように距離を一気に詰めると、拳を何度も繰り出した。
だが、チェンは避けざまに、その倍の拳をエイリークの巨体に打ち込んだ。
「ワッハハ! なかなか速えじゃねえか」
エイリークはこの攻撃を効いていないかのようにケロリとしている。
チェンも負けじと、準備運動は終わりというように、ドンと足元の地面を踏み込んだ。
「墳! アナタ遅いネ。ワタシもっと速くなるヨ。太極氣!」
チェンの全身から聖闘気のようなオーラが出てきた。
僕は思わず、驚きの声を上げてしまった。
「え!? これは、聖闘気!? でも、聖騎士じゃないのに?」
「ああ、そうだ。聖騎士ではないが、シーナ人の鍛え上げられた武人は、聖闘気を使うことが出来るのだ。もっとも、光属性がないと使うことは出来ないがな。彼らは独自に太極氣と呼んでいるようだが、聖闘気と同じものだ」
僕の驚きについて、オリヴィエが解説をしてくれた。
僕は驚愕の目でチェンという男を見た。
これが、マルザワード最大兵員数を誇る傭兵ギルドの強者か。
聖騎士以外にも、侮れない強者がいるんだな。
これで勝負はついたと思った。
「ガハハハ! いいねえ、やっぱ国を出たかいがあったゼ! 世界は広えナ!」
エイリークは、チェンの力を前にして嬉しそうに笑った。
チェンはそのエイリークを見て、不快そうに顔をしかめた。
「アナタやっぱり馬鹿ネ。死ぬよろし!」
「まあ、待てヨ! オレも本気でいくゼ! 狂戦士化!」
エイリークの全身から黒いオーラが迸った。
「バ、バカな!?」
「オリヴィエさん、これってまさか?」
「ああ、これは暗黒闘気だ。魔族にしか使えない闇属性の闘気だ。だが、人族でも闇属性の者はいる。しかし、これほどの力は、こいつは一体?」
物知りなオリヴィエですらどういうことか分からないのか、驚愕の表情でエイリークを見た。
野次馬達も、エイリークの異常さにざわめきが起こっていた。
立会人であるライアン隊長は、この異常事態に警戒の体勢をとっている。
当のエイリークだけが、自身のオーラによる興奮作用のせいか、狂気のような笑いの顔だ。
「関係ないネ。ワタシこの男殺せば無問題ヨ」
相対するチェンだけは、別だった。
チェンは、百戦錬磨の傭兵なだけあって、冷静に呪文の詠唱を終えて、手には高密度の闘気が集中している。
「ハッハッハー!」
エイリークは、さっきまでとは比べ物にならないスピードで飛びかかった。
しかし、チェンが間合いの外から先に攻撃した。
「覇ァ! 聖龍演舞!」
両手を合わせたチェンの手から、光り輝く蛇のような龍を象った闘気が飛び出した。
「うお!? 危ねえ!?」
エイリークは、転がりながらギリギリで避けると、遠くの岩山は粉々に砕けて吹き飛んだ。
「おお! なんて威力だ!」
「ああ、凄いな。魔術ギルドの上位魔術師が複数人で唱える、魔導砲に匹敵するかもしれない」
僕が驚いた声を上げると、オリヴィエも驚きながら解説してくれた。
体勢を崩したエイリークに、チェンは一瞬で詰め寄った。
「呀ァ! 聖龍顎!」
体勢を崩し頭が下がっていたエイリークの脳天に、チェンのオーラに包まれた肘が直撃した。
そして、同時に飛び膝蹴りによってエイリークは頭を挟まれ、血を吹き出した。
「吻! 聖龍掌!」
チェンは地面に着地したと同時に、追撃の両手による掌底を放った。
「ごっボォおお!?」
エイリークは、血反吐を吐いて吹っ飛んだ。
チェンが構えたままエイリークを見下ろすと、静まり返っていた野次馬たちから大歓声が上がった。
エイリークは大の字に倒れたまま動かなかった。
「これで、勝負あり、でしょうか?」
「だろうな。あれをまともに食らっては、聖騎士でも立てないだろうな」
僕とオリヴィエはこれで終わりだと思った。
しかし、ライアン隊長が終了の合図をかけようとした時に、エイリークはがばっと上体を起こした。
「今のは効いたゼ! 死ぬかと思っタ! フヘヘへ」
エイリークは、頭からも口からも血をダラダラと垂れ流しているが、楽しそうに笑っている。
野次馬たちは驚愕の声を上げている。
確かに、僕もこれで終わりだと気を抜いていた。
だが、チェンはその様子を見ても、歴戦の傭兵らしく堂々と構えたままだった。
まだやる気の二人の決闘者を見て、ライアン隊長は再び立会人の位置に戻った。
しかし、エイリークは立ち上がったが、足元がおぼつかないようだった。
「ハハハ、凄えヤ。なあ、あんたより強え傭兵っているのカ?」
「知らないヨ。でも、ワタシここの傭兵で一番強いアルよ」
「そっか、ソッカ! そいつは安心シタ。オレが弱えわけじゃねえんダナ!」
そう言うと、エイリークはまたチェンに突っ込んでいった。
そして、チェンはまた軽く躱してエイリークを次々と殴り続けた。
エイリークは腕を振り回しながら、どこまでも殴られ続けた。
このまま一方的に終わるかと思った時、エイリークはチェンの腕をついに捕まえた。
「ウヘヘ! やっと、捕まえタ!」
チェンの呆気に取られた顔に、エイリークの頭突きが決まった。
「嘸亜ぁっ!?」
「ガァあああ!」
エイリークの大ぶりの拳で、意識の失ったチェンの頭部はちぎれ飛んでいった。
そして、チェンのちぎれた頭部は、驚愕しているコローネの足元に転がっていって止まった。
この想像もつかなかった結果に、誰もが固まっていた。
僕だってそうだ。
まさか、あの状況から逆転するなんて思ってもいなかった。
全身から鳥肌が立ってしまった。
「勝負あり!」
ライアン隊長が高らかにエイリークの勝利を宣言すると、時間が戻ったかのように野次馬たちはざわついた。
誰もが信じられないものを見たように、話し合っているようだった。
「ぐぬぅ! まさか、あのチェンを倒すとは。まあいい、今からお前は傭兵ギルドの幹部だ」
傭兵ギルドのマスター、コローネはいつの間にか驚きから立ち直って、エイリークのもとに来ていた。
コローネとしては、最強の駒のチェンを失っても、それ以上のエイリークが手に入れば問題はなさそうだ。
しかし、エイリークの次の発言でその打算は打ち砕かれた。
「ソッカ、じゃあオレは、今から傭兵ギルドの幹部を辞めル」
エイリークは笑いながら、コローネに言葉を返した。
それによって、コローネは血管が切れんばかりに顔が紅潮した。
「な、何だと!? 貴様は傭兵ギルドをコケにしてんのか!?」
「だってヨ、ここで一番強え傭兵を倒したんだゼ? だったら傭兵になる気はねえヨ。デモ、大ボスになるならやるけどナ。ガッハッハ!」
エイリークは大声で笑った。
このエイリークのふざけた態度に、コケにされた傭兵たちは怒りを露わに武器をとった。
この殺気立った周囲の状況に、僕とオリヴィエには緊張が走った。
この状況を消そうとするかのように、ライアン隊長は口を開いた。
「……なあ、コローネさんよ。あんたのとこに入らないなら、こいつは俺達聖騎士がもらうぜ?」
「何だと!? こいつをこのまま、はいそうですかとやれるか! こいつは俺達傭兵ギルドをコケにしたんだぞ! 落とし前をつけさせてもらうぜ!」
ライアン隊長の申し出にコローネは凄んだ。
ライアン隊長も負けてはいなかった。
「ふん! あんたらはそれでもいいだろうけどな? だがな、こいつは暗黒闘気を堂々と使ったんだ。俺達聖教会が、このまま野放しに出来るかよ。魔族共の手先だったらどうすんだよ?」
「ヲイヲイ、何言ってんだヨ! オレ達ヴァイキングの戦士団は、誰でもこいつを使えるんだゼ! なんでオレが魔族になるんだヨ!」
ライアン隊長の発言に、エイリークが一番驚いて焦っている。
僕の経験が足りないせいなのかはわからないが、確かに言いがかりのように聞こえる。
他の聖騎士たちがエイリークを囲みだした。
「む! これはまずいな。ジーク、私達も行くぞ」
僕はよくわからないまま、オリヴィエとともにこの輪に加わった。
オリヴィエは、ライアン隊長に進言をした。
「ライアン隊長、今のは流石に強引なのではないでしょうか?」
「オリヴィエか。お前に何がわかるんだ? 一応、若造ながら小隊長にはしてやったし、かつてのマルザワードの英雄の息子だ。だがな、お前はまだここに来て1年の新米だぞ? 偉そうな口をきくんじゃねえ!」
「ぐ!? し、しかし、隊長! これは正式なマルザワードの法に則った立派な決闘でした。それに、この男には堂々と戦った戦士として敬意を払うべきです」
オリヴィエは、ライアン隊長を相手にしても堂々と自分の意見を言った。
この頑固なまでの正義感が、このオリヴィエの持ち味でもある。
でも、この状況で正しいのかは、僕には分からなかった。
「オオ! こないだの兄ちゃんじゃねえカ! ありがとヨ!」
「お前は黙っていろ! 話がややこしくなる!」
オリヴィエは、話に割り込んできたエイリークを一喝した。
エイリークはおとなしくシュンとした。
「なあ、オリヴィエよ? お前は何だ? 聖騎士じゃねえのか?」
「ええ、そうです。聖騎士として人族を、聖教会の信仰を守る者です。しかし、人族同士の決闘を公平に見守る者として、誓約書を書いた者でもあります」
「だがな、その決闘をした奴が人族じゃなかったら、神の敵だとしたらどう責任を取るつもりだ、あ!?」
「で、ですが、人族でも闇属性の者は存在します。それならば、このように強引にしょっぴくのではなく、正式に尋問をするべきです。それに、確たる証拠もなく勝手に魔族と決めつけてしまうのは、この地の責任者として如何なものでしょうか?」
「何だと、貴様! てめえは……」
ライアン隊長が言葉を言い終わらないうちに拍手が響いた。
エイリークだった。
「オオ、聖騎士のにいさん、ありがとヨ! こんなに親切に扱われたのは、生まれて初めてダ。もちろん、オレは魔族じゃネエ。でも、口だけじゃわかんねえヨナ? デモ、ここにはモメた時の解決手段があるよナ? ジャア、今度はこの聖騎士のおエライさんに決闘を申し込むゼ!」
「ま、待て! 何を勝手な……」
野次馬たちは盛り上がり、オリヴィエの言葉は途中でかき消された。
誰もが、このヴァイキングの男のペースに巻き込まれているようだった。
「おう、ライアン! このクソ野郎をぶっ殺せ!」
コローネは怒りに任せて、ライアン隊長を煽っているようだ。
このまま下手に断ったら、暴動が起きるんじゃないか、というところまで野次馬達のテンションが上ってるようだった。
あまりにも、異常な雰囲気になっていた。
「……わかった、受けようじゃねえか!」
ライアン隊長は苦々しい顔をして、大声を上げて堂々と決闘を受けた。
そして、大歓声が上がり、決闘が始まることになった。
「た、隊長、私は……」
「ふん! オリヴィエ、終わったら覚悟しておけよ」
ライアン隊長は、エイリークの方を向いたまま、オリヴィエの方を見ずに声を発した。
オリヴィエは力なく俯いた。
おそらく、この決闘の後、オリヴィエは上官に逆らった罪で、軍法会議にかけられるだろう。
しかし、オリヴィエは自分の正義を貫いた。
僕は情けないことに、二人の言い合いをオロオロして見ていることしか出来なかった。
この後、すぐにライアン隊長とエイリークの決闘が行われることになった。
誓約書を書いて、ライアン隊長は竜王軍の戦いの時に使っていた戦鎚を、部下の教会騎士ランスに取りに行かせた。
その間、エイリークはチェンとの戦いでの傷を癒やしていた。
誰もやりたがらなかったが、冒険者なのだろうか、薄い衣を羽織った銀髪の女性が回復魔法をかけていた。
二人は何か喋っているようだが、少し距離があってわからなかった。
決闘の立会人にはコローネがやることになった。
エイリークに恨みを持つコローネが、何か細工をしてくるかもしれなかったが、誰も何も言わなかった。
エイリークはチェンとの戦いで外していた鎧、兜、を装備し大斧と盾を手に持った。
そして、ライアン隊長の戦鎚が届くと二人の決闘は始まった。
この戦いは、壮絶の一言だった。
ライアン隊長は、聖騎士七聖剣のみが着ることを許されるオリハルコン製の非緋色の鳳凰の鎧、オリハルコン製の特注の戦鎚、七聖剣序列第七位、聖教会圏人族第七位の本気だった。
それに対して、ヴァイキングのエイリークは互角に戦った。
ライアン隊長が戦鎚を振り下ろすと、地面には大穴が開き、エイリークが斧を振ると岩山を切り倒した。
このどちらもパワータイプの戦闘によって、この周辺の地形が変わるほどだった。
しかし、装備の差だったのだろう。
二人の一撃がぶつかりあった時、エイリークの斧は砕け、右腕もねじ曲がった。
次の一撃で、エイリークは、鎧もひしゃげて血反吐を吐き、そして、追撃に兜の角も折られた。
さらに、ライアン隊長の追撃を受け、エイリークは盾ごと左腕は折られた。
誰の目にも、勝負がついたように見えた。
この時に、歴戦の勇士ライアン隊長でさえ、勝負があったと思い、ほんの一瞬の油断を見せた。
そこに、砕けた斧の破片に闘気を込め、それを口に加えたエイリークによって、ライアン隊長は喉を突かれ、鮮血を撒き散らした。
そして、そのまま絶命した。
エイリークは全身血まみれで、ライアン隊長の体から流れ出た血溜まりの中に佇んでいた。
ボロボロの兜に砕けた半壊の鎧、両腕は折れ曲がり、血反吐を吐いている。
生きているのも不思議な状態だが、それでも堂々と立っている。
「クックック。ハーハッハッハ!」
この血まみれで、不気味に笑う姿に誰もが戦慄しながら思ったはずだ。
『
誰もが言葉を失っていた。
立会人の傭兵ギルドマスター、コローネでさえ、呆然として震えている。
マルザワードの、人族の最前線基地の頂点がいなくなった。
誰もが呆然としてしまった。
エイリークは、ふらりとどこかに歩いていこうとした。
「どこに行くんだ?」
僕は自分が声を発したとは思わなかった。
この場にいた全員の視線が、僕の方を向いていたことで、自分が言った言葉だとわかった。
「どこっテ? ここの一番強えやつを倒したんダ。次の場所に行くゼ」
エイリークは、立っているのもやっとのようで、声もかすれていた。
この状態でも、次の死闘を繰り広げるため、歩き出そうとした。
「まだだ。強いやつはまだいる!」
僕は鳥肌が立ち、震えが止まらなかったが、気が高ぶっているように感じる。
この感覚を僕は知っている。
暗黒竜と戦った時のように、何かに突き動かされている。
もう、僕は止まらなかった。
「僕が、『神の子』ジークフリート・フォン・バイエルンがまだいる!」
この瞬間、呆然としていたみんなの目に光が戻ったような気がした。
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