中間管理職(お絵描き:リメイク 小烏 つむぎさん)


三国志。


それはパパ上がとっても大好きな、それだけでご飯三杯気持ちだけいける作品である。

中でも、KOEI様が出すコンシューマゲーム、三国志は、幼女であった私の心にクリティカルヒットし、以降様々なタイトルをやったものである。幼女じゃないからヒットしてないだろって? ほっとけぇいっ。

え? 三国志Ⅲがあまりにも意味分からなくてその後音沙汰だったでしょって? ほっとけぇいっ。Ⅳからまたやっとるわい。


さて。そんな三国志。

シリーズによってゲームシステムが違っている。

基本は君主制(群雄割拠の時代の君主を自分が操作して配下に指示を与える)のシステムを採用し計略や外交、内政と戦争を行って支配地域を増やして三国統一(中華統一)することが目標のゲームである。

ただ、一部のシリーズでは、君主以外の身分の人物を主人公に選ぶことのできるシリーズもあり、様々な生き様を楽しむことができるものもある。

私はこの君主以外の人物を選ぶシステムがとても大好きであった。

なんなら、劉玄徳(備)で覇道突き進んでもいいし、曹孟徳(操)で人徳の世を築いてもいいし、孫伯符(策)で若死に回避してもいいし。なんだったら晋の国が出来上がる直前の東の端にいる公孫淵で四国志を楽しみつつ統一してもいい。


そんな人物操作の三国志。

とんでもないキャラ数を誇る三国志なわけなので、色んな楽しみ方があるわけで。

私はよくどこかの弱小君主に仕え、そこから挽回させて天下統一を手伝うことが好きだった。

中でも弱小勢力の右端で曹操と袁紹、呂布に囲まれて瀕死な劉備軍を使ってどんどん切り崩していくのが好きだ。平均値のオリジナル武将を使って育てながら手助けするのがなお面白い。


でも、ある日、妻であるティモシーの一言で、気づいた。


「ねえ、これ、君主に仕えてるの?」

「ん? ああ、そうだよ。しかも劉備。で、更に劉備が亡くなっちゃって息子の劉禅が継いでる状態。この劉禅っては阿斗と言って、凡愚の代名詞でな――」

「長くなるからいい。前に二時間かけて説明させられたときのことうっすら覚えてるから。で、なんかさっきから国取られていってるけど大丈夫なの?」

「ああ、この劉禅な。攻めたり攻められたりすると、絶対負けるのよ。でも、俺の軍が都督として同じだけ別のとこ取り返したり他軍攻めて領地切り取ってるからとんとんだ。ちなみに、劉禅。近世においては見直しされて劉備と同じく仁君だったといわれているやつなんだけど、このゲーム内ではどうしようもなく、弱い」

「……それ、だめじゃない?」

「だめだぞ。いっそのこと、こいつを処して自分が君主になったほうが周りもついてくるだろうし」

「処したら?」

「いや……君主を裏切るとか、どこの呂布、どこの松永久秀」


そんな話をしている間にも、劉禅が他国を攻めて負けて戻ってくる。どれだけ国費が使われどれだけ兵士が失われているのかと。


まさに、蜀軍の末期。



「……中間管理職」

「ん? ん……そうだな」

「あんた、会社でも中間管理職。家でもゲームで中間管理職って、どれだけ部下と上司に悩まされてるのよ。マゾか。あんたマゾか」







……

…………

………………






……ほんとだよっ!?

ゲームくらい上司になって戦えよってんだよな! まぢで!

いやでもマゾだよっ! それは間違ってないよっ!?




呆れたようにそんなことを言いながら、じっとゲームの動きをみてまったりしている妻を見ながら私は思う。






今日も、平和だ、と。















なお、本ゲーム時は、無事君主を処してなぜか宦官黄皓が君主となった元劉備軍を無事天下統一に導いてあげました。



ぃよっ、中間管理職っ!













ぱんなこったですともよ。


さてはてさてはて。

中間管理職というのも辛いものですね。会社でも中間管理職。ゲームでも中間管理職。……あ、これは私だけか(●´ϖ`●)


ちなみに宦官、黄皓。こいつ、劉禅より弱いです。


ともあれ、ついに子供の春休みが始まりましたね。専業主婦、専業主夫の方々は戦々恐々としているところかと思います。

そんな私は、中間管理職なのでまあ気にしていませ――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン



さて。今回も例に漏れず、お絵描きを。

最近はカクヨムの作品放置すれば今と同じ絵柄でお絵描きも一週間に一絵できるくらいにはなりました。そう、カクヨムの作品を放置すれば(≧∀≦)


で。今回は、リメイク会。

少し前に描いたお絵描きではあるのですが、前回のお絵描きで、肉まんやら中華まんやらみたいなのを持ってる片手がどうしても上手く行かなくて、で、ついでに、よう似た構図を見つけてしまい、描き直したいという欲情がもやもやとむらむらと浮かんできまして。

で、今回描き直しを。


ところどころ上手く行かなかったところもある気もするのですが、自分の中では色々学べたお絵描きだった、と。そう思っております(●´ϖ`●)


今回のポイントは前回と同じく、髪留め?

前回なかったピンクのほっかむり(?)を烏に装着してみました(≧∀≦)


私のお絵描きの中では緑髪に茶色の瞳は一人だけ!

毎日料理、お疲れ様です!

では出てきていただきましょう、

このか――( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン



https://note.com/292339/n/na60dd58b1f10




皆様に。

  ぱんなこったの祝福と

    謎の平手打ちがありますように(−人−)




ではでは。


にんにんからの〜


どろんっ☆

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