さぁて、来週の私は作品の続きを書いているだろうか(お絵描き:ko-todoさん)
いやぁ。正直本当に深刻な問題だったりする。
まったく書けていない。
これは絵を描いてるからではなく、単純に私の時間がないからなのではあるのだが――え? 絵は描けているって?
……絵を描く時間と、作品書く時間って、違いますよ……?(^_^;)………………(゚A゚;)ゴクリ
使う脳が違うのかもしれない。
そう思うことにしよう。
あ、いや。ほんとに絵を描くのと作品書けないのは別問題なので心配なさらず(●´ϖ`●)
さて、私が最近なぜこんなにも絵描き熱が出ているかについて、少し話してみよう。
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「ねえ、そういえばさ……」
一年前ほどだったか。
嫁が子供が寝静まった後に、おもむろに隣のソファーに座ってそう声をかけてきたことがあった。
おいおい、待てよ。
確かに私こと
おいおい、麻呂張り切っちゃうぜ、ふぉぉぉっ。
「ん? なんかあったのか?」
なんて思っていることなんぞまったく出さずに冷静に返してみる。
「これみてよ」
そういうと、ぱさりと私の前に出された紙。
まさか、離婚届だとは。
そんなの夢にも思わなかった。
――ではなく。
「……なんだ、これ……」
そこには、絵が描かれていた。
私の絵ではない。
勿論、嫁でもなく、息子でもない。
息子は工作教室に通っていて、結構絵が上手い。風景画なんて、鉛筆書きだがめちゃくちゃ上手くて嫉妬してしまうほどだ。
でも、人物画はめちゃくちゃ下手くそなとこもまた可愛い。
……はっ。麻呂がキャラ描いて、こいつに背景描かせたら漫画かけるんじゃね!?
とか一瞬思うほど――おっと、話が脱線した。
やはり、自分の子供を想うと色々ダダ漏れする。
「こほんっ……なんだ、これ……」
「なんで二回言った?」
そう。絵だ。
その絵は息子でも、麻呂でもなく、この隣にいる嫁が描いた絵でもない。
これは、この描き方は。
『ママが描く絵は、シャッシャって描かれていて出来上がって行くにゃー』
『真似してもうまくはならないから自分のやりやすいように描きなさい』
シャッシャと輪郭を描いていく私の絵の描き方を必死に真似する――
『んー、ママみたいに早くうまくなりたいにゃー』
『……ぱぱ、な……?』
――娘の、絵だ。
そこに描いてあるのは、なんの変哲もない笑顔な子達だ。
女の子と思わしき子が描かれている。
それはもう、小学生低学年の子が描くちょうど良い平均的な絵心な絵だ。
その紙に何人もの女の子が描かれている。
ぺらぺらとめくっていく。
勿論、そこには娘が描いたものではない絵も描かれてはいる。
嫁が描いたであろう、黄色い、
「いけっ〇〇〇〇〇! 十万ボルトだ!」
「……びがぢゆゅゅゔゔぅ!」
とか濁声で叫んでは何かを出す魔物がいるが、本当はもっと可愛いモンスターのはずなのに、なんて思えてしまう程に歪んだうろ覚えモンスターもいる。
「なんで……」
それを深層心理にあるなにかが投影されているのであれば。
そう思うと、娘の未来が心配でしょうがなくなるのもまた、親心だろう。
「……口から血出してたり、腹裂かれて血出して笑顔で横になってんの……?」
その絵は、全部。
人が様々に死んだ絵だった。
「描き始めたのは数ヶ月前かな。出来上がった絵に色塗ったら最後にこうするのよ」
普段にこにこ猫娘は、心に闇でも抱えているかのようで。
「なんでこうするのか聞いても分かんないって言うし。あんた、なんか変な絵見せた?」
「見せるわけないだろ。俺が描く絵は血塗れなのはないぞ」
「じゃあ、やっぱり、あれかな」
「……あれ、か……」
私達夫婦の目線の先にあるのは――
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とまあ。
そんなことがあり、よく私は絵を描くようになったわけで。
一緒に楽しく絵を描けばそんなこともしないし、したとしてもすぐに聞けるし。
きっと、娘だって。
「あの時は
と、いつか言うときも来るだろう。
若かりし頃にちょろっと友人と絵を描いていたときから比べて、やっと元の絵に戻ってきたかな、とも思えるほどに娘のあんなことがあった以降、絵のリハビリもうまくいっているようだ。
さて。
では今日の本題。
「桃色たぬき戦隊!」の4人目。
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2号3号のビジュアルはありません!
もっちり系ヒトヅマ(まりこ)
かわいい系美少女(ことさん)
全員の頭に、しし唐をのせてくださいね。
あ、あれ葉っぱかwww
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1号、2号に続き、
3号、御披露となりました。
では、御賞味、あれ。
https://note.com/292339/n/n9515885b985c
てかさ。
4号∶楽ぎわパンダ。
これ、たぬきじゃなくて、パンダ、じゃね?
そんな今日は、パパ上信者の息子の誕生日。
早く家帰らなと、せっせと電車に乗って帰路――
車両点検、だ――と……?
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