第7話 ジャッカルさん(アサシンギルド長)
ここは悪名高い
シーフやアサシンなど
犯罪者によるギルド
長年の年月をかけてここの組織を大きく
育ててきたギルマスの【ジャッカル】
移転など何度したかわからない!
能力や力で全てを捻じ伏せ
運営は配下のものに任せて安定期に
入りつつある
高額の国王や皇帝、法王の暗殺だろうが
それに見合った代償さえ払えば
なんでもこなすギルド
そこいらクラスになると天文学的金貨を
請求するのだが!
ギルドの代表でも、1人になりたい時はある
隙を見せない無音 影から影に移動する
【サイレントシャドウ】アサシン歩き
夜の闇そのものはアサシンの味方であり
信仰する神と言っても良い!
突如後ろから声がかかる
「ちょいとばかし頼みがあるんだが」
全方位に【警戒探知】をかけていたはず
探知にかからず殺気も何もない
自然な語り口
自然や空気と同化する【仙術】の類か?
私にそんなことをするとは怖れ知らずな
ちょいとばかし教育してやろう
気分次第で配下にしてやってもいい!
音を立てずに暗器の武器を引き抜き
襲いかかる!
相手は嬉しそうに
「いいねぇ話が早くて助かる」
捌けるものなら捌いて見せろ!
闇に紛れる黒塗りのブーメラン型暗器
2つ投擲からの
相手への見せ玉の白い短刀での攻撃
左手には黒ではなく透過状態の短刀を
構えている
刃には毒が塗ってあり
痺れたのちに命乞いする姿が
浮かばれる!
相手は・・・
全く気にすることなく・・・
ブーメランの暗器刺さっても無視?!
私の攻撃はかわすそぶりもなく
【大木のような回し蹴りの一撃!】
私の身体全体に叩き込まれる!
とっさに【回避】に入ったのだが
攻撃が早すぎる!
トビトビのコマ送りでしか視認が出来ない
「ぶへらっ」
芯はなんとか外したが直撃
意識が朦朧とする
コレは【戦略的撤退】を!
その時相手が追撃に
【適当に飛ばした靴】が
私の脳天にあたり
「ぐはっ」
そこで私の意識は途切れる!
これがアサシンギルド
ギルマス誘拐事件の転末である!
それからジャカルさんは
【数奇な運命】を辿ることになる
そこからは留置所?
先にいた住人達による挨拶!
オツカレサマデス
オツトメゴクロウサマデス_:(´ཀ`」 ∠):
例の場所への監禁である
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