第5話 エドワードとヨーゼフとクルーガー
ここは異世界なのでウルフ狼の肉も
普通に食べて毛皮は暖を取るものとして
一般的に取り扱われている
異世界で作物を荒らす
問題のイノシシ同様に
家畜を殺す
ウルフは畜産農家の大敵である
故に冒険者ギルドには
ウルフ討伐の依頼が張り出される!
なんでも【大きな群れ】ができたらしい
昨晩の料理が美味しく上機嫌のエドワード
亭主を観察すると
本人のレベルと
【料理の技能レベルの上昇】LV5
そして
冒険者の従業員を捕まえる
あまりに格が違いすぎて!
オーラだけで硬直!
ヨーゼフにウルフの牙集めとくように
伝言を伝えろ!
お前がリーダーか付いてこい鍛えてやる!
半ば拉致される感じて連行される
拒否権などない!
【魔人クラスのエドワード】と
PTリーダーの冒険者【クルーガ】
【軽戦士】重戦士と真逆の
素早さと手数の中剣と小剣の二刀流タイプ
PT組まされたのだが
狼の群れが【異常な数】300頭は居る
コレは魔物化したレッサー処ろかか
【グレーターウルフ】がボスに居る!
その中に単身でエドワードは飛び込み
大砲のような一撃を地面に撃ち放つ!
地面に対しての面の攻撃
範囲内にいたウルフが30の単位で
ミンチにされる
「お前は死にかけや逃げる奴
仕留めておけ!」
小間使いなんというか作業ゲーである
100頭近く仕留めた辺りで
ボスの【グレーターウルフ】が
精鋭の取り巻きを連れて
エドワードと衝突
横薙ぎの一撃でほぼ全てが吹き飛び
半死の状態に追い込まれ戦闘が終わる
どいてろ!ボスの死体以外は全て焼き払う!
奇怪な剣に業火の炎🔥が燃え上がる
物凄い炎の範囲と高さだ!
「あの討伐証明は?」
「いらぬ!」
止める間も無く地面ごと焼き尽くす!
コレは前座でメインの仕事を教える
宿屋の亭主 ヨーゼフとPTを組み
このボスの死体とヨーゼフの
大量に持っているウルフの牙で換金
報酬の経験値でパワーレベリングさせる
【調理レベルを上げて】
俺は旨いものが食いたい!以上だ!
お前はオマケだ感謝するんだな!
短時間で仕事を完了して
街に帰還
ヨーゼフは注文通りに
ウルフの牙300を揃えて待っている
ヨーゼフのおっさん
これから冒険者ギルドに行くので付き合え!
連れられて3名でギルドに到着する
ヨーゼフが交渉に扱われ
「ウルフ討伐の任務でウルフの牙300個で」
クエスト100回分で
流石に怪しいと冒険者や
ギルドは思っている!
「何か問題でもあるのか?」
「こいつが群れのボスだ!」
熊以上の巨大な狼を放り投げる!
暫しお待ちを!
「チッ手間かけさせやがって」
地面ごと焼き払われて骨の死体の山状態
のウルフが発見され
驚愕してギルドに報告がくる
「文句のある奴はかかってこい!
全部ぶちのめしてやる!」
活気盛んな老人である
蛇に睨まれたカエル状態で
誰も文句を言うものはいない!
最近は変な客が多い!
ギルド嬢は引きつった笑顔で
奥の報酬付与の場所に皆を連れて行く!
【報酬の経験値は三等分では無いようだ】
皆にその最大値が付与される!
司祭もどきが祈りをあげる
世のため人の為
クエストを遂行する冒険者に幸あれ!
「ヨーゼフとクルーガーの
レベルが上がりまくる!」
【膨大なクエスト経験値が注入される】
『ヨーゼフはレベルが上がりました!』
『ヨーゼフはレベルが上がりました!』
『ヨーゼフはレベルが上がりました!』
『ヨーゼフはレベルが上がりました!』
『ヨーゼフはレベルが上がりました!』
鳴り止まず煩くてしょうがない!
【ヨーゼフ】
コックLV 85
攻撃スキル
包丁投げ 強化
ブロック切り獲得
三枚おろし 獲得
みじん切り 強化
魚特化
鳥特化
獣特化
解体技能アップ LV8
調理技能アップ LV8
【上級コックに転職可能!】
コックとは魔物を倒して
上級コックになるものか?
ヨーゼフは世の中に対して疑問である!
お金がさらに増えて従業員の拡充
新たな宿屋の建設
目をつけられる前に国への税金
さらに炊き出しの教会などへの寄付
世の中へのアピールも完璧である
さらに旨いものは食いたいよな!
と言うことで更なるパワーレベリングが
控えることになる!
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