第4話 仮名 佐川さん(カミサマ)
例のカミサマは困っている!
酷すぎる!理不尽!
下級神の不安な身体で敵の神殿での
ステルス状態でのゴミ拾い!
ヤバいものに遭遇したらどうするんだよ!
眷属作ってやらせても良いが
もしも眷属が捕獲されて
記憶を複写バックアップ取られて、
行動を見られて
つけられてもまずい!
異次元の収納庫に
神の身に付けていたものや
神殿の装飾品など、
後は幻獣の死骸など放り込む
任務が終わり!
原始的とは言わないが
中世クラスの発展の世界!
エドワードの今いる世界に降り立つ!
若者の姿になり
それなりに立派な
都市と都市を結ぶターミナルの街
例の宿屋
【眠れる獅子亭】
獅子どころか神殺しが居るのだが・・
エドワードの部屋に
異次元収納のアイテムボックス
放り込んで逃げようと思ったら!
嫌がらせの【結界】
神や悪魔に反応とか酷すぎる!
結界に弾かれて入れない!
困り果てていたところ
新規の従業員の冒険者に不審者として
捕まり連行、もうどうにでもしてくれ!
カミサマ捕まえて事情聴取とか
気が短い神ならぶっ殺して逃亡してるぞ!
「ヨーゼフさん
不審者を捕まえたんですけど・・」
「不審者とは失礼ですよ!
事情を聞いてからで
紅茶でも用意して話を聞きましょう!」
なんと答えるか
エドワードさんがカミサマ達を
ぶっ殺しまくってドロップしたアイテム
届けに来ました!
こんなん誰も信じないだろ!
「エドワードさんに届け物できました!」
「お名前は?」
カミサマなので名前はない!
とも言えず、消滅した天体
地球の管理の時のその手の名前思いだし
黒猫ヤマト
佐川
「佐川です!」
この地では聞き慣れない単語の様だ!
「サーガワーです!」
「サー?!」貴族の称号!
元冒険者達はいきなり動揺して
片膝をついて頭を下げる!
とことん【権威に弱い】人たちだ!
「何故?貴族さまが直々に届け物を」
「エドワードさんに用がありまして・・」
必至に誤魔化していたところ
救世主が現れる
例の御老体のヒーラー
「その方の身元は保証しますので
【私の部屋】でエドワードさんが帰宅まで
の対応をします!」
とりあえず難を逃れたがこの方の目的は?
神による鑑定眼で読み取る
【10賢者】
神の癒し手 クリストフ
【ヒールΩ オメガ】
回復スキル人の身では最高位持ち
【神の祝福】ブレス
【状態異常回復】クリアランス
他のスキル
後は塗りつぶされている
【秘匿】したいのか!
潜在スキルに
【神感知】
コレはバレてるな!
「神界の方ですか、何用とか無粋なことを
聞くのは辞めましょう!」
「私の趣味で聞きたい事に
答えてもらいたい」
カミサマに平伏しない聖職者
エドワードの知り合いならそうでもあろう
加護や力 スキルなども興味のない
御隠居
「まあいいでしょう話に付き合いましょう」
「疲れたんでさー色々と砕けさせてもらよ」
もーエドワード無茶振りで、
だるくてやってらんなくて
疲れて休みたいんで
転がってるわ
あー飲み物、紅茶のアールグレイよろしく!
それがこない限りなんも話す気無いんで
よろしー
クリストフさんは驚いてる
神聖なカミサマとは
こんなものまでいるのか?
【我が身を捧げて
祈り尽くした日々が懐かしい】
今の私は神を神聖視してなかったので
なんとかなるが・・・
昔なら卒倒して倒れていただろう
直々に所望なので私が入れてくる!
「おーキタキタ、アザース」
「真顔に戻り、惜しい聖職者辞めて
紅茶の茶店でもすればいいのに」
異世界のよく分からん店の名前並べて
三つ星クラスの店の味らしい、
神の罠や策略と思い!
「褒めても何も出ませんよ!」
「心外だなあ」
「コレをあげよう、コレは異界の食べ物で」
「ファミチキという尊い食べ物だ」
「コレが丸ごとバナナという高貴な食べ物」
とりあえずはコレで借り貸しなしっんぐw
この神様は真面目なのかふざけてるのか分からないが【変な鋭さ】がある
「君たち10賢者は神界の情報を
知りすぎている」
本来なら【情報消去か存在消滅】ものだ!
【他の異界の消滅】まで何故知っている
ふざけながら心の奥底まで読んでいたのか!
特例で今後【友好的な関係】を築くなら教えてしんぜよう!
【了承しました!】
『絶対の絶対だからな
エドワードから俺を守れよ!』
「友好な関係だからな!」
端的に言うとうちらの派閥の神界
サンプル構築中の天体が7つ消滅した!
ここは運良く助かったに過ぎない!
中級以上の神が7名消滅ロストさせられた!
それ以上はいくら問うても答える気はない!
私はゴタゴタの修復や神の補欠の確保やら
敵の神界への報復など忙しい
今後はなかなか会うこともないだろう!
あーエドワードへの届け物を置いていくんで
届けておいて、
じゃあ「紅茶の神の祝福のあらんことを」
仕事がだるい早く天界に帰りたい!
コレで帰れると思ったところで
残業追加・・・
エドワードが帰宅
「よぉ若造」
確かに神として数万年生きてないけど
それはないやろ
「届け物は終わったんで帰ります!」
「今日は機嫌がいい飯でもくってけ」
逃げられねー
気分損ねるとめんどくさすぎる!
「おう!クリストフ老人会は何名いる?」
「近場には3名というところか」
「場所や空間の概念の
無いものなら2名居るがな」
「あー2名お茶会ワルプルギスの夜か」
「ばーさん引退したと思っていたのに
付き合いの良いことで」
こちらも負けじと晩餐会でもするか
いくらでも食材はあるし新鮮な麒麟もとれたばかりだ!
馬刺しといこう!
ご相伴に預かったものは
【寿命や魔力容量】などそれなりの
回復になる!
その後、重大発表
【10賢者の欠番】にまさかの【佐川さん】
がぶっこまれ、
「エー形だけだかんね」
「おじいちゃんお小遣い欲しいなー」
カミサマがねだり
10万ルクス給料と同等貰い帰還
していたりする!
宿屋の亭主は謎の生き物
麒麟を捌くのに大変だったらしい!
例の如く価値など分からず
【幻獣の角や皮など】
ゴミ捨て場行きである
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます