第4章までのあらすじ
サーイ
ガイトゾルフの冠を授かり、マージを探しにウィスタ大陸に渡る。そこでライディアの洞窟を攻略するも、テューナの神殿に続き、マージを見つけることはかなわなかった。戴冠式の時に感じた強烈な違和感をカギンに吐露し、やがて、彼女の中にある疑念がもたげてくる。——自分は、ベルツェックルとクペナに利用されているだけなのではないかと。それでも、彼らをまだ信じることにした。
カギン
マージの場所を突き止めるために、メディ、デウザらとまもラボで合流する。マージは、自らが追放された「あの町」にいる、と踏んで、人物の探索が行えるというリークデバイスの設置を始める。
クペナ
ベルツェックルとともにサーイを魔物討伐に派遣した。ベルツェックルは、サーイに限らずすべてのガイトゾルフに対して「魔物を憎め」と厳に誓わせているのに対して、クペナの考えはそこまで厳格ではない。彼女がサーイに目をつけた理由は、魔物討伐だけではないようだ。
アシジーモ
ベルツェックルの親書を受け取るも、魔物は
イサキス
アシジーモと同じく、ガイトゾルフに対して好ましく思ってはいないが、女好きが祟ってサーイに全面協力してしまう。さらに、ツェデが必要だとサーイから言われたことでさらに舞い上がってしまい、もろもろの理由でカルザーナから制裁を受ける。
カルザーナ
一度はガイトゾルフから勧誘を受けた身として、「信念」をキーワードにして、サーイがガイトゾルフになったことについて説教する。しかし、サーイが「友人」と言う恐ろしい姿の魔物を必死に守る姿を見て、考えを変える。
<まもラボについて>
エグゼルアともまた異なる異世界では、世界の破滅となる兆候が見られていた。危機を察した住人の一部が、≪助け船≫を使って脱出を行った。破滅を仕掛けた張本人は追手を差し向け、≪助け船≫を攻撃。防御手段はあったが上手く発動させることはできず、追い詰められた≪助け船≫は、行き先がどこの世界になるかわからないまま
彼らは、湖の底に身を潜め、彼らが持つスキルを現地人に提供する見返りとして、現地人の助けを仰ごうとした。しかし、「魔法」を享受していたエグゼルアの人間は、彼らのスキルには見向きもしなかった。
しかし、魔物たちは違った。魔物らは、「魔法」によって痛い目に遭っている——すなわち、自らやその祖先がマジック・ローダーになろうとして失敗した過去がある——ため、彼らのスキルに一定の理解を示した。そこで、彼らは魔物たちに自分たちのスキルを貸し出すことで対価を得ることをした。そのための場所がまもラボである。彼らの中には、魔物たちに敬意を表し、己の姿を魔物に変えた者までいた。
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