第3話
異世界召喚者 近代の日本において死亡した若者が異世界に呼ばれて生を得ること。その際、圧倒的な能力や知識を持つことが多い。
はっきり言おう。俺はソイツらが嫌いだ。
理由1 あいつら死ぬほど努力しない。ゆとり世代もびっくりのレベルだ。死んだだけでもらえる能力にすがって、自分の欲望のままに振る舞う。びっくりするほど気持ち悪い。呆れて逆に笑えてくる。
理由2 人間関係がクソほどだらしない。ピンチを救ったら大体惚れる。ツンツンしてるクールな女騎士も、暗がりで誘惑してくる巨乳の怪しいお姉さんも、町でお世話になる宿屋の娘も、少しすると股を開いてる。何?年中発情してんの?主人公もお前、かっこよく振る舞ってるけどただの浮気だかんな!
「どうかしたかな?」
そして現在、目の前にいるこの男もおそらくだが、相当のクズだ。
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