隠されし力2
「ボクのことを探していたのか?ゾ?」ヌードル触手をけしかけながらナイトメアが尋ねる。「どういうことだ?」
果たして、如何な目的か?疑問符はいくつもマカネの頭に浮かんだが、それよりもナイトメアの繰り出すヌードル触手と殺意を凌がなくては。「べつに探してなんていない」本心だった。先制で潰そうとしたのも能異頭の内部から現れた異様な脅威を除去しようとしただけのことだ。
「なかなか、危ないやつだね。キミは。ボクが善良な一般市民だったらどうするつもりだったゾ?」無論そうでないことをナイトメアは全力で証明し続けているわけだが。
「それじゃあ、あんたを倒せばこの面倒な怪物退治も終わりってこと?」「ほんとうに話、聞いてるのか?ゾ?」ヌードル触手を凌ぐことにマカネは注力し実際にながら会話だった。空中を浮くCENDRILLONにヌードル触手が迫り、それを拳と風圧で砕く!「なんだって!?」
「キミがボクを探していなかったとしても、ボクはキミを探していたんだゾ。
CENDRILLONが上昇回避!コロシアムの割れた天井に向かって動く!「バーニアか?それにしてはおかしいゾ?」「シークレットフォースよ」「ゾ?」CENDRILLONの近くのヌードル触手が千切れていく!「これは!?」
CENDRILLONから不可視の腕が二対生えて回避と破壊をやってのけたのだ。その能力の名はシークレットフォース。「
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます