ブラックストマック3
ヴァルハラ闘技場は歓声に包まれていた。対峙するのは2機のアームヘッド。ともに
片方は
マカネ・アキタの体の現在の持ち主マヤ・ダイセンはDREAMCATHERのパイロットだ。それを打ち負かすことができれば、自らの体を取り戻す機会を得ることができる。だからこそここに彼女はやって来た。自らの顔を仮面で隠して。
そこに立ちはだかった最後の強敵が
戦闘開始の合図が近づき、コクピット内で投影式のタッチパネルが浮かび上がる。マカネはそれに指で触れCENDRILLONに意思を伝える。いまは中年男性、おっさんと化している顔を仮面で隠し、その正体を隠している。その仮面の中から、マカネは敵を見据える。
戦闘開始の合図がなった。マカネは速攻を決めようとした。飛ばれる前に勝負を決める。その作戦は結論から言うとうまくいかなかった。当たらなかったか?そうだ。かわされたのか?否。敵は消えた。
そう、消えた。正しくは飲み込まれた。突如上から降って来た
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