こちら、おはなしの盛り合わせになります。

やまda

天気予報

フラれた…そうつぶやき、泣きそうになりながら俺は一人の女友達に電話をかけた。すると驚くことに秒ででた。いつもはでないのが普通なのに。俺はすべてを、ありのまま、話した。すべて話し終えたところで泣いてしまった。彼女は何を思ったか、「天気予報は見てたの?」と言う。天気予報?馬鹿にしてるのか?そう聞くと、相手も気まずくなったのか黙ってしまった。しばらく沈黙が続いたのち、「天気予報も見ないからそうなるのよ。でも切り替えなきゃ。いつまでもメソメソしない。」それだけ言って彼女は電話を切ってしまった。そうか、そういうことか。俺は彼女が言ってることが分かった気がした。

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