チャート3 恋愛の本質はセックスの向こうにある世界

 ここまでのところ、私はセックスは美と愛の世界への手段に過ぎないと説いた。2人が1つになりたいと想いあったとき、心も体も結合させるのは当然であり、そしてそれは美と愛の世界への扉を開く鍵なのです。これは1+1という足し算ではなく、1×1という掛け算の世界です。例えば子育ては1+1=2による二人三脚ですが、恋愛は1×1=1の世界なのです。1と1が重なり合って1となる。それが美と愛の世界の数式なのです。考えてみれば、数学の本質は比です。比が数論の中核をなしています。そうであるなら、1×1=1という世界は、数学基礎論で最も重要かつ本質的な数式であるとも言えるだろう。3Pでプレイする場合も1×1×1=1なので、この構図は変わらない。この、何人でプレイしても1となる、美しい数式。その右辺が神の世界であり、美と愛という栄光に満ち溢れているのである。

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