第8話
吾輩はモブである 8話
「oo王ヴァリアブルブックNO2048」
文献の伝承によると
解読が難しいのでザックリしたものになるが
大地の化身
大地母神ガイア
全ての原始の諸元
その後
海の神 ポントス
天空の神 ウラヌスを産み落とすとある
全ての神々の祖
子供たちがやんちゃして喧嘩したのか
ラグナロク 神々の黄昏
いわゆるチートで
再臨には神のカード3体生贄が必要
神にも悪魔に対しても特化を持ち
無条件勝利
不死で死ぬことがない!
エリアの仲間の能力を
全てを10倍にし
敵対するものは
能力値を十分の一にまで落とし
その分の数値が自分に上乗せされる!
バランスブレイカーで
一枚制限から即、
禁止カード指定されて
封印されたとある
対処方は
降臨した瞬間デッキに手を置いて
サレンダーするしかない!
世界がこの一枚で崩壊する
寸前にまでなったと言う!
この地の大地の化身の
眠りを妨げてはならない
封印を解く愚か者がおらん事を祈る
と書いてある
「ふーん」
「ここまでが前座で
本題に入るとモブ尊師が言っていた
【認識したものになる】
それが勇者を介さないでなっていないか?
私も【自分で認識】したらその様なものに
なっていた!
仮にだ!
【世界構成の時】にモブ尊師に
遭遇しなかった場合
ただの冒険者ギルドを眺めるだけのモブの
NPCで終わっていたのではないかとか?
ガイアもそんな名前はなく
ただ ただ次のレベルまでの経験値は
幾らです!
うわごとの様に繰り返すNPCだった可能性
この世界の全ての物体はモブでできていて
私らはたまたま上位モブに
なれただけではないのか?」
「哲学的ねえ」
「モブ尊師に禁断の実 知恵の実を
食べさせられたと言いたいのか!
【神の奴隷から解放】
まるで大天使ルシフェル
堕天したルシファーかサタン
蛇の誘惑、神の審判、
そしてパラダイス・ロスト(失楽園)
知恵の実を食べたことが
人間が最初に犯した罪「原罪」
そして神によりエデンより追われて
パラダイス・ロスト(失楽園)
更に私らに接触したものも変化
が起きている
本来なら勇者の行動に巻き込まれた
その舞台のものがなるはずなのに
肝心の尊師はまだ存在すら確定していない」
私らは救われたのではないか?
デッドスペースのモブだった可能性
レベルを告げるだけのNPC
それ以前に気付かれることもなく
そもそも最期まで出番がなく終わる
魔王の影
その時ファンタジーには場違いな
サイレンが鳴り響き
その二人のスペースが高次元の檻で幾重にも重なって封じ込まれる
アンダーソン三型と言われる
ターミネーター型 ポリス
マシンボイスによる音声
「世界のバグ エラー要因確保」
世界を変質させるガン細胞を駆除に来た
この世界の免疫抗体である
ジャドウやガイアは無条件
機能停止に追い込まれ
全ての能力は無効化され
記憶消去 消毒の後
メンテナンスされ
本来のモブとして再配置されることになる
だが、特定されていない
モブ尊師がいる限りいたちごっこという
根本論にまでは気付いていない!
このシナリオはクソだという
デバッガー要因
世界のシナリオライターの犬たちである
つづく
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