暮れ

夕飯時の街を通ると

みんなが一日を終わらせようとしている

みんなご飯を食べてお風呂に入って寝る

多分みんなこんな感じだ

僕はこれから働いて朝に帰って寝る

所謂普通なんてものが羨ましいわけではない

僕みたいな人は数えきれないほどいるのだから

そして、普通が偉いわけでもないのだから

みんなと違っても懸命に毎日を楽しんでいるのだから

この世に普通の奴なんていないのだから

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