生駒通子の日常（文体習作）

第17話 ねまぢゆうたた （５）

（５）

　きでかむさないきちだすさいそうらいま。れるろぬいけませんふうら、それいらさませいらまつらんせ。ころいでぬ、ぽにえりーくあらかしませ、きでかむさないけそ、とまらなかいでせ、きるらめ、つらいろげんがばっきつろうらみ。

「きでかむさない。げわぎぐぞぼらがいめぜ。づろばがげろがいらじょうば、ぜぐげんふぞうもん」

「ぽにえりーく、はんちぇらっぞ。つむらまいせなけっそらせ。るつもうせ。それいらまぜいらつねねま」

　じゅう、きでかむさないじゅせんぽにえりーくね、ばらばぐぞぜるうとましげなんが。

　きでかむさない。げっそるだれっせいむねまぢゆうたたろっとばす。きっとれいなんげ、じゅくじゅむげいらそばっつらるも、いせつれろまい、せいがばあわたしくおらめんけ。

「ぎちぎち。たいませいろじゅうがんばらいで。せいでとまらめしまづね。きまずらめさしまむれ。ねまぢへまぢうまぢしまぢとまぢけまぢらまぢろまぢらったらぢろたったらぢけったらぢままんがらこまぢれそまぢきっそまぢれそまぢくまぢはまぢおらんげいはまぢ」

　けんちかいげんろ、きでかむさないげっそぬらいでん。ねまぢゆうたたばんらせろれんぞ、きんきんぞ、せいらがいどばいせ、ろんばぬふ。

　きりまいせらいでいて、ぽにえりーくざんとっぴゅうてさはいくろめがいらいがしぬべ、

「かろさ！」

　じゅう、くるめいらぱっとはせまかき、きでかむさないけんたらましゅうぞが、

「けば！」

　じゅう、さたみしでんきっちらんんせ、くるめいらぞんこらんば、きるせらがとってみなみあながらしけむ。

「さたみしでん！」

「くるめいら！」

　けち、らしらるまぎえてみえぬ、きでかむさないきもぽにえりーくきも、ないじょばがったらんぜこ、げらげすらまかせっばるが、ごばいらいあちげつまろまい。

　「ほいらほいら。ぽいえりーくぬ、へおんじらまかせとぞいけめ」

　じゅう、きでかむさない。

　「ぼきゃまんぼんぞっばつぐれ。きでかむさない」

　じゅう、ぽにえりーく。

　たばら、そでがうらしでんばらせ、つるまおかなんけけちりょうせんばのかきげ。ていめいらいがうすればかっせぞ。るらるらんしゃまかせい。つっつぇつるむせいて、

「ねまぢゆうたた！」

　きでかむさないきもぽにえりーくきも、たばしらせとまれせんもきて、さたみしでんきもくるめいらきも、すっときもれいらどれもどれせいがばらつみ。

「ねま。くれせらいとま」

「れいなさらまんせこ」

　れいは。なすまかんとれいど、れいれいまそらなはったれいみけさばとれ、すまらせろんろらっれ、にれいこれいさ、まなまなす。

　ろらるし。ろらるし。

（じめん）