現実世界で魔法使い始めました?
ピリパ
第1話 はじめての魔法
「おい、富田、起きてるかー
隣のやつ起こしてやれ」
「ん、?、」
「よし起きたな、じゃあこの文読んで訳せ」
「My sister is in the front row in the picture.
えー、(わかんねー)
私の姉は写真でロウをフルーツにする、とか
すいませんrowがわかんないっす。」
「おーい、みんな笑うなー、rowは列って意味だがそれ以前の問題だぞ、front はフルーツじゃないぞ、じゃあ正解を柿崎、よろしく」
「はい、私の姉は写真の中で前列にいる、です」
「よし、正解だ、今日の授業はここまで、気を付け、礼」
あー終わった終わった、くそ、わりと恥ずかしいぜ
まぁ、いいやそんなことより早く家帰ってアニメを見たいな。あと担任からのHRで終わりだな、よっしゃ
そんなことを考えていると俺の親友が話しかけてきた
「裕翔、、なに?フルーツってw」
「うるさいぞ、柿崎 佑、みんながみんなお前みたいな天才だと思うなよ」
「なんでフルネームなの、天才じゃないよ、ちょっと富田裕翔がアホなだけだと思う」
「なんだとーw」
ガラガラガラ、
「ほらっ、富田、柿崎、じゃれてないで座れ、お前らだけだぞ」
「あっはい、先生 すいません」
…
「…以上で連絡を終わります
では、また明日」
「佑、帰ろうぜ」
「あーごめん、今日は生徒会があるんだ、待っててくれるなら一緒に帰るけど」
「おっけー、一人で帰るは、じゃあ」
「じゃあ、また明日」
ただいまー、誰もいないけどな両親二人とも出張中、家に俺一人だ。
さぁ、とりあえず
溜まってるアニメを見よう。
俺がみているアニメは異世界もののと呼ばれてるものでレベルとかスキルとか魔法とかがある。
そんなアニメをもう5年も見続けている。そして魔法の研究も5年続けている。魔法の研究とたいそうなことを言ったが、実際に魔法を使えるわけではない。どうしたら魔法が使えるのかを研究してるだけだ。
はぁー、今日も無理そうだな、火とか水とか出してみたいんだけどな、何が足りないんだ?やはり、魔法なんて存在しないものなのか?
夜飯食って、もう寝よ。
んーよく寝た、今何時だ? 7時45分、ん?7時45分だと、いつも乗ってる電車が42分の電車だから、やばいのか?やばいじゃん、やばい。
はぁー、はぁー、はぁー、あれ佑がいる、
「佑、おはよう、走んないと遅刻するぞ、」
「ん? なに言ってんの裕翔?、今日は健康診断で学校は9時からだよ」
「あっ、そうだ、忘れてた。あと30分もあるじゃん
じゃあなんで佑はいるんだ?」
「僕は、いつも30分前には登校してるから普通だよ」
「そっか、早いな、
今日、健康診断ってことは早く学校終わるだろう遊び行こうぜ」
「うん、いいよ」
そして放課後、
「佑、どっか行きたいとこあるか?
俺はない」
「ないの?w じゃあとりあえず横浜行こ、何かしらあるでしょ」
「えー、遠っ、いいけど」
ーーー
ーーー
「あっもう夜だ、裕翔、そろそろ帰る?」
「帰るか、明日も学校あるし、」
ガッシャーン、鉄骨が倒れてきた
「わっ、やばい逃げれない」
えっ佑、嘘だろ、なんで? なんでだよ 俺を助けるために庇って、
やばい、佑が死ぬ、どうしよう、魔法だ
今、魔法が使えなくてどうする
(「 ツキリンカキスケヂシウ 治癒」って言って)
誰だよこんな時に
(「ツキリンカキスケヂシウ 治癒」って言えば助けられるから)
助けられるのか佑を、それなら悪魔にでもなんで従ってやる
「ツキリンカキスケヂシウ 治癒」
なんだこの光、佑の怪我が治っていく。
その後、佑はあの事故の前後の記憶がないようだったので俺もそれに合わせて
なにもなかったかのように帰宅した
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