動物好きのゲーマーがチート能力で無双します
雨音
少年時代
第1話プロローグ
「ここは?」
部屋にいたはずの伸二は、いつの間にか知らない場所に来ていた。
「いや、ほんっっとごめん!」
「え?なにがですか?」
「いやー、えっと間違って殺しちゃった?テヘペロ」
「いやテヘペロじゃない。古いし。殺したって何言ってるんですか?」
「私神なんだけど神って善行を多く行った人が安らかに死ねる手助けをする仕事があるんだけど、近くにいた君を間違って殺しちゃった。いつもはこんなこたないんだけどなぁ~。」
何を言っているんだこの女は。
「まず2.3箇所つっこませろ」
「何言ってるって言っても事実だし。突っ込まれてもこれ以上の説明はできないよ。」
心の中読まれた。気持ち悪。
「心の中読まれてるのわかったそばからいい度胸してるね(笑)」
「本題だけどまず普通はここに来ないの。なぜあなたがここにいるのかというと私の罪滅ぼしです。あなたのことを記憶を持ったまま異世界に転生させてあげようと思って」
「あー。んー。ゲームをするのは好きです。それはもう私の人生というくらい。だから日本に戻れるならお願いするかもしれませんが...」
「ゲ、ゲームはできないけど。ほら!魔法とか貴族の生活とかさ!」
「あ、それで言えば夢がありまして。動物たちに囲まれて生活することです。でもなんでそんなに転生させようとするんですか?」
「いや~。そ、それは~」
「なんですか話してください。」
「実は、ある世界で凶暴な動物つまり魔物というのが魔王のせいで増えてしまって。転生も年齢制限があってあんまり歳がいってるとできないんですよ。だから人をおくろうにも難しくて。そんな時に私がミスしてしまったんですよ。だからほかの神から説得していかせろって。ミスしたから強く言い換えせなくて。だからおねがいします!!」
「なるほど。貴族の生活とか言ってましたけどある程度やりたいことを決めることができるんですか?」
「できます!動物でしたよね。どこかで出会うように設定しておきます。あー。5歳くらいで。他にはありますか?」
「特にないですね。あ、動物は犬でお願いします。」
「い、いや他にもほら!あんまり何にもないまま転生させちゃうと怒られちゃうから...あ、あなたの成長をゲームみたいなシステムにします!ステータス!みたいな。」
「それはいいかもしれないですね。」
「その代わりですけど目的は忘れないでくださいね。魔物を減らすのと、魔王を倒すことです。魔王は100年で復活しますが、倒して安定させてほしいんです。やる気がないと判断された場合けされちゃいますので気を付けてください。」
「消さ!?それは困ります。頑張ります。」
てか、なんかすごく理不尽だよな。
「も!もちろんほかの人より強くするからね!ね!」
「あぁそー言えば心の声聞こえてるんですね。わかりました。いいですよ。」
「ありがとうございます。家柄はあまり気にされないんですよね?あと多少能力について希望を聞けますが...」
「気にしないですね。能力もわかんないので適当にしてください。」
「わかりました。普通の家柄にします。0歳から記憶があるので最初は頑張ってください。ではいいですか?」
「はい。あ。かわいい犬でお願いします。」
「わかりました。じゃあいきますね。神のご加護があらんことを」
スゥゥーーーーーー
「あああああーーーーーー前遊びで設定したやつ戻すの忘れてたーーーーー」
「なんか...叫び声、が...」
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