文武両道のもののふ、忠度、いざ出陣!
「コメディーお江戸でござる」という番組に御出演された事はございますでしょうか(笑)
冗談はさておき、能楽って実は小説を書くネタの宝庫なんですよね。
話も短めで古典としては手軽に読めるし、所謂、序破急の展開も参考になりますしね。
昔、謡曲の「紅葉狩り」やら「殺生石」を参考にして小説を書いた事があります。
ラノベ書く方は民俗学的な本や能楽をもっと見ればいいのにと思っているので勝手にシンパシーを感じさせて頂きました。
『平家物語』は底本で内容が全然違ったりしますね。『剣巻』を何冊か見比べたら内容が違くて驚いた事があります。
作者からの返信
懐かしいですね。伊東四朗さんたちを相手に解説をしておりました。(笑)
残念ながらわたしは実際に能を観たことはないのですが、林望さんの能の解説書を読んで、観たような気になっています。
能も平家物語も、使われている言葉の面白さ、物語の展開など参考にしたいところですね。
平家物語は情けないことに吉川英治版を途中で挫折して以来、ずっと未読なのですよね。漫画などの過剰演出での偏った知識しかないので平教経ぐらいしかわからないという(笑) なので勉強させてもらいます。
そしてコメディを抜いても濡れ場はしっかりと残すのが杉浦ヒナタさんらしい!
個人的には硬派にしてもヒナタさんのおもしろさは変わらないと思っています。
作者からの返信
実はわたしも、小説の平家物語は読んだことがないです。
格好つけて言う訳じゃありませんが、平家物語は原文を読むのが一番面白い!
祇園精舎の鐘の聲~で始まる、超・名文ですから。
やはり琵琶法師によって語り伝えられたからでしょう、声にだして(実際に出さなくてもいいですけど)読んでみると、すごくリズムが心地いいです。
源氏物語はストーリーは面白いんでしょうけど、ちょっと気を抜くと(役職名ばかりで)これは誰? となりますが平家ではそんな事もありませんし。
コメディ要素抜きでも面白い、と言ってもらえるのはうれしいです。でもさすがにエロっぽいのも抜きでは、無理かも。(笑)
教養が凄いですね。能に関する知識、和歌に関する知識、歴史に関する知識がないとこれは書けない。
平家物語を原文で!?簡単におっしゃいますが、かなりハイレベルの作業ですね、凄い…。
作者からの返信
まあ、基本的に広く浅くでやっていますので、そこまで深い知識がある訳ではありませんけどね。(笑)
はっきり言って「源氏物語」は、今で言えば相当な悪文ですけど、対する「平家物語」はずっと読みやすいですよ。
特に、声に出して読むと、嵌まるのは間違いないと思うのですが…。