火にまつわる罪深い瞳
罪深い瞳を見て今日も目が覚める
それは火にまつわる
永遠の誓いをあげましょ彼に
そうこんなはずじゃなかった!
天ぷらが好きなんて君が言ったせいよ
もう何も残ってないじゃない
写真の整理一枚一枚
眺める時間は残っていないと 投げ入れていく
ああもう箱ごと抱えて 底ごと抜ける
そうはこれは火災現場
今日中に片づけてあなたの車へ帰ろう
君が言ったてんぷらのせいで
好きだと言ったてんぷらのせいで
なにもなくなるなんて 聞いてない
そんなに怒鳴るな
運動音痴 料理音痴 音痴で悪かったわね
もう残ってないわよ 天ぷらなんて
炭ならあるけど
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