さよなら15年の初恋

錯綜する記憶の中で

私はあなたのことが良くわからなくなっていく


それは殺したいほど憎い相手ですね

私は太って禿げてしまいました 信じますか?


それでも好きだと私が言ったなら

あなたはこちらを向いてくれますか?


いいえ


そうなのだと思った 私の大好きな人

本当に大好きだったから 手放せずにいたアドレス


またこのアドレスに頼って 私は爆発してみるの

それは無駄だと分かっているのに あなたは私が憎いのに


時間が憎いと言った なぜ人には同じ時が与えられないのでしょう?

私があなたなら いいえ考えないことにします


さようなら 私の初恋さようなら


あなたが探してまた会えるなんて

そんなこと私ちっとも思っていなかったの


錯綜する記憶の中であなたと彼が重なる

これは真実か幻か

はたまた現実はどこにある


あなたが振り返らず突き進んだ道を

私茫然とまた見送った

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