Let's 10万文字小説のコーナー

長月さんが駄弁るだけ。書きたい人編


あのね、書きたい人がいるんです。

ふと思い出しちゃってから、もうずっと頭から離れないんです。


書き出しが長月さんっぽくないね? 何か恋してる人みたいじゃない?

まあ、いいか。自作小説の登場人物のことだしね。


自分の書きたいお話を模索してる人を見てたら、影響受けちゃったみたいでさ。

そいつがずーっと頭の中にいるんだ。


だから、頭の中を整理するついでに話しとくわ。

書いてるうちに、処理法を思いつくかもしれんし。


ま、いつもの長話だと思って付き合ってくれい。




数年前、個人でHP開いてた時に書いてた長編ものがあるのね。

何章にもわたって構成してるから、一番長いお話なんですよ。


今、Word開いて確認したらね、第一章だけで64,931文字なんですって!

それ以降の話を合わせたら、10万文字超えることが確認できました。


学生時代の私、すげーな。

プロットも何も作ってないのに、よくそんなんで書けたな?

いや、何もなかったから書けちゃったのか? よー分からんけど。


まあ、準備もしなかった分事故も多発したんだけど。

どーにか書いて書いて書きまくっていた時代があったんですよ、長月さんにもね。

藁にも縋る思いで書いてたと思う。

不思議と小説サイトに登録する気にもなれなかったし。


でも、結局こっちに来ちゃったから、現状エタっちゃってるんだよね。

結構いいところまで書いて、続きを放ったらかしにしてるんですよ。

頑張ればあと十数話で終わるくらい、かな。

本当に頑張ればエンディングまでこぎつけるって感じ?


他の人から見たらとんでもない代物をね、長月さんは抱えているわけだ。

お話自体も今とそんなにノリとテンションは変わらないかな。

勇者も魔王も無双もハーレムも出てこない、現代に沿ったローファンタジー。

不思議な存在に振り回されながらも、その子のルーツを探すってヤツ。


こっちに載せてても、全然違和感ないでしょ?

けど、載せなかったんだな~。


今となってはナイス判断だと思うけどね。

何せプロットを組んでいないからさ、結構穴があると思うんだ。

勢いで書いてたから、自分でもワケ分からんところも多いしさ。


プロットと設定をちゃんと組み直して、話数事で書き直せばいい作品になると思うんだよね。ある程度完了したら、再スタート切ってもいいかもね。


んじゃ、ここから書きたい奴について話すとしようかな。


ソイツはね、何もないんだよ。

なーんていうのかね、自分が見えてないっていうのかな。


とにかく、色んな物が不安でしょうがないんだな。

うん、この言い方がしっくりくるわ。


この不安感はねー、ここにいるうちの子にはないパターンですな。

てかそうだ、コイツうちの子の中じゃ学力ダントツで低いんだったわ。


どのくらいのレベルかって? 義務教育終えてるかどーかもあやしーレベル。

四則演算以上のことができるかなーどーかなーって感じです。

ちなみに年齢は18歳だか22歳だかそんな感じだった! 気がする!


なかなか酷いでしょ? アイツはそういう生まれで育ちなんだよ。

ま、貧困層出身ならしょーがないわな。

学校よりも明日のご飯を優先しないといけない生活だし。


しょうがないって言っちゃしょうがないんだが。

ああ、そういや両親死んでたんだわ、コイツ。今思い出した。

家族は姉貴しかいねーんだった。


……あのさあ、自分でやっといてアレだけど、コイツ不遇が過ぎるんだけど?

不幸成分だって盛ればいいってもんじゃないでしょ?


マジ何考えてたの、当時の私。

さすがに不幸も不幸すぎるし、扱いづらいからここはどーにかするわ。

ちょっくら引き算の美学を極めてくるんだわ。


でーだ、そんな奴の前に現れたのが、件の不可思議な存在ってなわけだな。

ある日突然、世界がひっくり返る。それは他のうちの子と変わりはない。


けど、コイツは何分学がない。脳みそ足らんのが足引っ張ってんだな。

自分に振られた役割も突然現れた不思議な存在も、何もかもがワケ分からない。

それでも、話はどんどこ進んでいく。本人の了承なんてあってないようなもんです。


理不尽極まりないけど、それを言葉にできないんだよな。コイツは。

冷静に考えてる暇なんてないし、それをとにかく、まっすぐにぶつけるしかない。


その態度で子ども扱いされ、まともに話を聞いてもらえない。

不可思議な存在も分からないまま、問題児扱いを受ける感じ。

優しい人にもそんな感じに当たるから、困らせちゃうんだな。


こまけーあらすじは一旦、置いておきましょ。

お楽しみはいつになるか分からないけど、とっておくに限るってもんだ。


てか、うちの子の中で一番不遇なんじゃねえの?

他の連中もここまで酷くねえだろ……と思いたいけど。


まあ、ソイツが書きたくて、世界観が恋しくて仕方がない感じだ。

恋しい、うん。これだわな。寂しいんじゃないのよね。


なんでか知らんけど、恋しくてしょうがないんだわ。

そんな感じのセンチメンタル小室マイケル坂本ダダ先生です☆

私は長月さんです。


さて、ここまで見えてきたのはいいんだが。

どーっすかねー……リライトすんの超大変だぞー……?


まずは、あらすじとキャラ設定を見直してープロット組んでー。

その上で使えるところは使って、捨てる部分は捨ててー……うわーお。

やることめっちゃ多いんですけどー。


これを十万文字の小説でやるってマジですかいな。

まあ、じっくり計画練ります。


というわけで、「Neru 」の「ロストワンの号哭」と共にお別れしたいと思います。

それでは、本日のお相手は長月さんでした。

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